尾道 16:18
外へ出て自転車を走らせると肌寒い。
秋の空気に入れ替わったらしい。
寒くなるのはまだ許せるが、日暮れが早くなるのが困る。
さあ飲もうとすると、外は真っ暗になっていたりして気が滅入る。飲むけどさ。
気が滅入るのは季節の変化だけではない。
絶賛連敗中のカープは今日負ければBクラス確定というのに、ヤクルト相手に序盤にあっさり失点し、反撃もわずかそのまま負けてしまう。
僕を含めファンの大半はAクラスに残るのはもう無理じゃろうと思っているのだが、実況のアナウンサーが「今日勝てばCS進出の可能性が残っています」などと言うから虚しさが募る。
諦めないというのは大事だけれど、もう諦めるしかない戦力であって、下手に希望を持たせるような言い方はかえってやるせない気持ちになる。
このひどすぎる戦績はちゃんと検証するんだろうか、いやせんといけんじゃろ。
何事も有耶無耶にしてしまう昨今の世間の風潮であるけれども、結果が悪いときほどその原因を分析して対策するべきである。
かの野村監督が言ったことで有名になった格言があるではないか。
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。