世羅 16:58
夕方6時までやっているはずの道の駅はとっくに閉まっていた。
年賀状を出すついでに歩いてきた。
大晦日だし仕方ない。手ぶらで帰る道すがら「今年は早かったねー」とミチコさんが言う。
そうだねと肯定しつつも、今年は少し長かった気がする。
6月の尾道から世羅への引越し。
荷物を全部自分で運んだのはまあハードだった。冷蔵庫とか重たい鏡台とかよく一人で運べたものだ。
それと10月以降の七五三繁忙期。
2ヶ月間撮影のない日がなかった。とくに12月の撮影件数は昨年の2倍になった。自分でもびっくりだ。
撮影を依頼いただけて本当にありがたいことです。
たぶん忙しいときのほうが時間の進み方がゆっくりになるのでしょう。
サラリーマンを辞めて暇してたときはあっという間に時間が過ぎてたからなあ。
忙しいのと暇なのと、人生においてはどっちがいいかわからないけど、仕事しないとこの物価高社会を生きていけないので忙しいほうがいいです。
今年もたくさんの人たちに笑ってもらえてよかった。
逆に僕もたくさん笑わせてもらった。
毎年やってることは同じだけど、ちょっとずつ進歩しているのだと思いたい。
また来年も同じように子どもたちと遊べますように。もちろん大人のみなさんとも。
大過なく一年を終えられることに感謝しています。ありがとうございます。
これからも細々と写真を撮り続けていきます。
大晦日の朝。
