三原由宇出張写真室

2019年5月31日金曜日

山陽本線尾道〜糸崎 18:34

  
 
 
 
 
家の鍵なくしてミチコさんにさんざん怒られて、新しい鍵を作りに三原まで行く。
 
以前は街の中心部にあるイオンに入っていたテナントでやっていたのだが、イオンそのものが閉店してなくなった。
 
かくして隣町の三原のイオンに出向くことになった。車で行かずに電車に乗ったのは、イオンにあるサイゼリヤで食事をするためである。もちろんワインつきで。
 
埼玉に住んでいた頃は「サイゼ飲み」をしたことがあるが、尾道にサイゼリヤはない。
 
金曜夜のサイゼリヤは空いていて、さっそくワインや生ハムやらを注文する。店内を見回しても酒を飲んでいるのは僕とミチコさんだけである。
 
もっともサイゼリヤなら酔っ払うまで飲んでも懐具合をあまり気にせずに済む。三原のイオンは最高だ。
 
 




2019年5月30日木曜日

岡山県倉敷市阿知 17:41




  
 
 


珍しく店舗撮影の依頼が入った。
 
倉敷にあるバーで「おたくLabo倉敷ロワイヤル」さん。サイトを見たら「オタクの、オタクによる、オタクのためのバー」とある。
 
高校生から二十代前半あたり、一時期OVAやTVアニメにはまっていた僕としてはなんだか面白そうな店だ。
  
残念ながらブランクが長すぎてその世界にはもう戻れそうにもない。「トップをねらえ!」とか「天空のエスカフローネ」とか夢中になって見てたんです。あの「エヴァンゲリヲン」もリアルタイムで毎週録画して見てましたけど?
 
それはさておき、倉敷駅の南側にある飲屋街を抜けたところの小さな雑居ビルにそのお店はあった。お店が開く午後6時前に伺ったのだか、鍵がかかって入れない。
 
どうしたものかとドアの前で突っ立っていたら、メガネをかけた小太りの男性が階段を上がってきた。
 
挨拶すると「社長に今日写真撮るとは聞いてたンすけど…」と彼はぼやく。何を撮るのかよくわかってないらしい。現場に丸投げの見本である。「女の子が来るのが7時なんですよね」
 
「準備ができてないので」と言われたので、一時間待って再び店のドアを開けた。
 
店にバーカウンターはあるが、およそ一般的なバーとはまったく違う店内であった。 
 
フロアは一般的なワンルームマンションのリビングのようになっている。おおまかに二つのブースに別れていて、それぞれローテーブルが置かれている。アニメのタペストリーやらぬいぐるみが置かれて、さながらオタクの趣味の部屋というようなしつらえになっている。
  
壁の一角にはセーラー服やらナース服が掛かっていて、スタッフの女の子はそれを着るらしい。
  
お客さんはお酒を飲みながら、スタッフとボードゲームやTVゲームで遊んだりするという。こんな店もあるんだなあ。
  
企画会社は東京にあり、同様の店を多店舗展開している。興味のある方は遊びに行ってみてください。
 
なかなか面白い店であるが、僕がもうアニメの話題についていけないのが残念ではある。
 
 







2019年5月26日日曜日

東海道本線名古屋駅 14:59

 

 
  
濃尾平野でも田植えが終わったようで、水の中で薄緑の苗が頼りなげに並んでいる。
 
名古屋から尾道までは7時間ほどで着く。電車を降りるとホームの壁に手作りのポスターが貼られており<片岡駅長最後の感謝祭>とある。
 
どうやら現駅長は5月末で他所へ異動するらしい。
  
本来はJR西日本のクルーズトレイン「瑞風」に関連したイベントのようであるが、爽やかな笑顔を見せる駅長の写真が大きくプリントされて、さながらアイドルの引退セレモニーのようだ。
  
彼の前の駅長のときはこんなことやってたっけ?というか、地方駅の駅長としては破格の扱いではなかろうか。
 
おそらく彼の人柄がよいのだろうけど…やっぱりイケメンはトクだな。

 
 




名古屋鉄道西尾線西尾駅 13:57









  
 
日陰を選んで歩くような季節になった。
 
由緒ありげな神社の境内の木々の葉は風にゆったりと揺れて音を立てる。 
 
双子の兄弟に続いて三人目は女の子である。
 
お宮参りの赤ちゃんはうっすら目を開けて空を見上げている。まだぼんやりとしか見えていない世界が、少しずつ立ち現れてゆくのってどんな感じなんだろう。
 

 
神社からご自宅に移動して赤ちゃんの写真。
 
祝い着の上に寝かせた子を真上からあやしながら撮る。僕の声に反応して表情を変える赤ちゃんには無条件に癒される。流行りのニューボーンフォトもいいけど、表情のある写真のほうが僕は好きだなあ。
  
同じ敷地にパパのご実家があり、父上が「暑いから飲んで」とノンアルコールビールを持ってくださった。所望すれば本物のビールが出てきたかもしれぬ。いや昼間からお酒は飲まないけどさ。
  
さっそく開けて飲む。汗をかいたあとの冷たいビールに喉が鳴った。
 
今日は初宮参りの赤ちゃんを祝う日だ。おめでとうございます。

 













2019年5月25日土曜日

山陽本線笠岡駅 18:21





  
 
レストランの入口には小さな庭園がしつらえてあり、木立の緑が陽射しを透かして揺れている。夏はもうすぐそこまで来ている。
 
中学校の同級生だという二人の結婚式はつつがなく結んだ。
 
騒がしくない程度に会話の絶えない和やかな披露宴である。新郎新婦の友人たちはおおかたすでに家庭を持って、子どもを育てていたりする。みな二人の結婚を待っていた。
 
新婦の友人たちが「独身卒業式」なる余興をする。一列に並んで思い出を語り、最後は二人に卒業証書を渡し、新婦にはサプライズで新郎が答辞を述べた。工夫があっていい余興であった。
  
 

結婚式にはよく「感動」が求められるようだけど、本当に必要なのは「共感」です。
 
それを得るためには、新郎新婦はそれぞれ自分の内をさらけだしてゲストに見せなければならないわけで。
  
ようやく、と誰もがお祝いしたくなるような結婚式になったのは二人ががんばったからであろうと思う。いい結婚式であった。
 
結婚おめでとう。末長くお幸せに。
 
 

撮影を終えて、当日フォトエンドロールをスライドショーに編集し直していたら、二人はもう二次会に向けて移動するという。二人を乗せたご家族の車になんとか一緒に乗せていただいて、車内でDVDを焼きながら福山駅前まで。なんとか仕上がったところで目的地に着いた。 
  
車を降りた新郎が言う。「カープ勝ちましたよ」今日は東京ドームで巨人戦。これでカープは破竹の11連勝ということになる。「ヤバいすね」
 
我らがカープは広島県民の日常に存在している。