三原由宇出張写真室

2017年7月31日月曜日

福岡空港 20:43



 
 
   
東京へ。
午後に撮影が入ってもいいように最終便を予約していたが、その必要はなかった。もっと早い便にすればよかったが、安いチケットを買っているので変更もできず。まあ、そのぶん仕事ができると思えば…。早くお酒飲みたいなあ…。
    
降機するとき女性が荷物棚からキャリーバッグを下ろそうと苦労していたので、代わりに下ろして渡した。彼女は「すみませんすみません」とやたらと恐縮するので、かえって手伝わないほうがよかったかも、という気持ちになる。他国の人だったら当然の顔の「Thank you」で済んでしまうだろうと思う。他人の手助けに不慣れなのは日本人ならではの習性なのだろうか。良いか悪いかはわからないけれど。
 

佐世保線武雄温泉駅 15:06

 

 
 
マカオから来た五歳と一歳兄弟の家族写真。
ママは彼の地で日本語を勉強したと言い、きれいな日本語を話すが、もちろん子どもたちは話せない。それでも日本人の子どもと同じように遊びながら撮る。
パパとママは汗だくになりながら、二人の子どもの顔をカメラに向けようと努力してくれるけど、そんなことをしなくても子どもと一緒に遊べば、自然に僕のほうを見てくれる。
  
鳥栖行きの電車は強力に冷房が効いていて一気に汗が引いた。
後ろの席の老婦人二人が夏休みに帰省してくる孫のことを話している。「帰って来たらせからしかばってん、もうしよんなか」いつでもどこでも大人は小さな子どもに振り回されるものだ。
今年も通常通りの夏である。
 
 




佐世保線高橋駅 8:26


 
 
 
本日の撮影に。
ドアが開いて熱風とともにセミの鳴き声が飛び込んでくる。
 
電車は佐賀まで満員。通学の高校生多し。夏休みの補修でもあるのだろうか。みなうつむいて音楽聞きながらスマホを見ている。僕の高校時代にスマホがあったら買ってもらっていたのだろうか。今の親御さんは子どもの携帯代も払うだろうから大変だと思う。
 
 

2017年7月30日日曜日

山陽本線尾道駅 13:50

  
 
  
  
佐賀県鳥栖まで行く。
青春18きっぷは今夏2枚目の2回目。18きっぷはあともう何枚買うことになるだろうか。
   
結婚式撮影の問合せをメールでいただく。
「三原由宇フォトマリアージュ ご担当者様」と宛名されている。担当者も責任者もなにも僕一人だけなのだが、たまに「担当者」あてのメールが来る。
 
こういうときの返信には、うちは会社ではありません、僕一人しかいません、と必ず書く。(ないと思うけど)大きな会社と勘違いされるのを防ぐため、というより「担当者」という個人のようで個人ではない人を相手にされるのが困るからである。それをわかってもらうために、僕しかいないことをあえて書く。そのために住所も電話番号も生年月日も顔写真もホームページに載せてるけど、見てくれる人は残念ながらあまりいないようだ。
 
 






2017年7月29日土曜日

山陽本線新白島駅 17:45

  
 
 
 
八歳と五歳姉弟の家族写真。
毎年7月のこの時期にご依頼いただいて7回目になる。
お姉ちゃんは少しずつ大人に、弟くんはますますやんちゃに、それぞれ大きくなった。
1年ごとの写真を見比べると二人の成長を感じる。
  
撮影を終えて駅に向かって歩いていると、揃いの赤いユニフォームを着た親子が自転車でマツダスタジアムの方へ走ってゆく。ママチャリとカープの赤がよく似合う。今夜のカープは対スワローズ戦。先発は薮田である。優勝マジック点灯までもう少し。

見上げれば西の空が灰色になっている。ひと雨降るのかもしれないが、急がなくてもいいだろう。
広島の街は路面電車の速度で時間が流れるているような気がする。

  




山陽本線糸崎駅 13:20



 
 
  
広島へ。
糸崎駅でカープ電車が待っていてくれた。
 
今朝は明石から尾道まで帰ってきたが、夏休みの週末とあって電車も駅も人が多い。岡山から乗り込んだ人たちは、倉敷で一斉に降りて駅の階段を上がってゆく。この暑さの中で街を散策する気力に敬服する。今日の岡山県南部の予想最高気温は33℃である。
 

2017年7月28日金曜日

新千歳空港 19:17






 
神戸へ。今夜は明石に泊まる。

搭乗前にWEBアルバムに写真をアップしようとしたら、ポケットWifiの速度が異様に遅い。使いすぎて制限がかかったのだろうか。契約内容を確認しようとワイモバイルのサイトにログインを試みるも、エラー表示が出て入れない。Y社に限らず携帯電話会社は万事においてわかりづらい。腹を立てても徒労に終わるから、あきらめるより仕方がない。ショップで直接確認するしかないだろうか。
作業が一件片付かなくて、もやもやする。
 

北海道中央バス富良野駅前 14:26





 
 

新千歳空港へ。
北海道での3件の撮影を無事にすべて終えられた。雨に降られなかったのは幸いであった。
 
「高速ふらの号」は雨の中をディーゼル音を響かせながら走る。
中央バスをはじめ北海道の高速バスから無骨な感じを受けるのは、厳冬期の過酷な運行のせいだろう。
まだ真冬のバスに乗ったことがない。日本海のしぶきを浴びながら走る沿岸バスの「特急はぼろ号」には一度は乗りたいものである。
 

富良野線中富良野駅 13:49



  
 
 
 
福島から来た五歳女の子の家族写真。
ラベンダー畑で写真を撮る。冬はスキー場になる斜面だから、かなり急である。その坂を彼女は駆け下りる。僕は追いかける。
なかなか活発な女の子である。
撮影終了と同じくして、本格的に雨が降り始めた。
 
雨の駅で列車を待つ人たちはほとんど外国人旅行者ばかりで日本人はわずか。
JRのおじさん職員が必死の英語で説明している。ホームの乗車位置を指差しながら「アサヒカワ、トレインエントランス!」と叫ぶ。わかったようなわからぬような顔をして外国人達は列を作る。スマートではないが、なんとかなるものである。
  
車両も運転士の人数も限られているから臨時列車を増やすのは難しいだろう。
短い二両編成の列車は大きなスーツケースを持ち込む人たちで都会の満員電車のような混雑になっている。ローカル線の風情をのんびり楽しむどころではない。有名観光地の宿命かもしれぬが、この時期の富良野線に乗るには覚悟が必要だ。
 
 




2017年7月27日木曜日

根室本線根室駅 13:28



 

旭川へ。
釧路まで行き、特急「スーパーおおぞら」に乗り換えて新得まで。狩勝峠を越えて富良野から旭川という最短ルートで8時間強。北海道は広い。
 
新得から根室本線の東鹿越までは昨年の大雨被害で不通が続く。駅前に代行バスが来たが、狩勝峠を越える区間の乗客は僕と旅行者風情の男性一人のみ。地元の人の利用はなかった。十勝から滝川や旭川へ抜ける人はもともと少ないだろうし、その人たちはバスを利用するだろう。バスの運転手さんに聞くと、朝は落合から4人、幾寅から20人ほどが、富良野の高校に通うために乗るそうだ。
  
東鹿越にバスが着くと、ほどなくして富良野から列車が到着した。バスと列車の乗客を交換して、それぞれ来た道を戻る。先行きは見通せないが、どうか鉄道は残してほしいものである。
 












北海道根室市琴平町 9:40

 


 
根室出身の新婦の希望で和装後撮り。
撮影中は晴天に恵まれた。暑いが内地に比べれば比較にならぬ心地よさである。
   
二人はすでにアメリカと札幌で結婚式を済ませている。一緒にいた母上も「もう何回目なのという感じですよ」と言う。ちらりと聞いてみたが、今日は「着物を着た写真を撮る」以外の目的はなさそうだ。せっかくはるばる故郷に帰ってきて写真を撮るのだから、この撮影が何か特別な意味を持つものであってほしいと思うのはフォトグラファーの身勝手な押し付けであろうか。
   
駅に向かうゆるやかな坂を上っていると、高校野球の試合終了のようなサイレンが根室の街に鳴り響く。正午である。市役所から昼食を求める職員が出てきて、近くのスーパーに吸い込まれてゆく。どこの町でも見られる光景であろう。根室だからといって特別なことは何もない。
だが、そのスーパーのお惣菜コーナーはとても安かった。値段は「スーパー玉出」並みなのにクオリティはぜんぜん上だ。目移りする。調理場から大きなメンチカツ弁当が運ばれてきて、パートのおばちゃんが手際よく並べる。値札を見る。260円(税別)だと?お昼ごはん決定。