三原由宇出張写真室

2018年4月30日月曜日

本日の宿


 


プラザホテル舞鶴(京都府舞鶴市)
   
椅子には背もたれがほしいです。
 

山陰本線鳥取駅 16:10




 
 
山陰本線をのんびり東進して舞鶴まで行く。列車は入江と入江の間をトンネルで抜けながら走る。久しぶりに日本海を見た。
 
ホームのベンチで仕事していたら、声をかけられた。顔を上げると今日の披露宴の司会者さんである。
 
地方の小さな式場ゆえ、持ち込みのフォトグラファーが珍しかったのかもしれぬ。「今日の仕切りを見てて、絶対プロだなと思ってました」と言われる。(式場には友人ゲストとして入っていた)
 
そんな彼女はお開きのときに、しっかりした中国語でなにかを言っていた。それを問うと「ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!」を中国語でしゃべったという。中国人の知り合いに頼んで録音した音声を繰り返し聞いて耳で覚え、発音練習したそうだ。素晴らしすぎて感心する。彼女が英語で新婦の母上と会話しているのをちらりと聞いたが、英語も堪能なようである。彼女のような司会者は、都会なら引く手数多の人材であろう。
 
ホームでの立ち話はすぐに終わる。彼女は僕と反対の方向、米子行きの列車に乗って帰って行った。
 
 












山陰本線湖山駅 15:02


  
 


 
  
披露宴で新郎新婦に関するクイズが出題された。「二人が初めて食事しに行ったのはどこ」という問いの答えは県名の四択。それぞれの福岡、広島、大阪、鳥取の県名とゆかりのイラスト絵が映し出された。鳥取を表すイラストはなんだかよくわからぬ円盤状のもの。近くにいたプランナーさんにあれは何かと聞くと、傘、だという。僕は「しゃんしゃん祭り」というものを初めて知った。
tottori-shanshan.jp
   
新婦は台湾人である。日本の大学に留学して相当勉強したのだろう。言語レベルは日本人と同じで、しぐさ振る舞いも日本人そのもの。台湾人らしさを感じたのは、披露宴の料理をあっという間にきれいに平らげること。傍らの新郎はほとんど手をつけていない。
  
台式の披露宴では料理は大皿に大盛りで次々に出てくる。台北から来た彼女の家族はコース料理がちょっとずつ出てくる日式の披露宴は物足りなく感じたのではなかろうか。6月に台北で披露宴をするそうだが、新郎はがんばって食べねばならぬ。
 
そんな彼は披露宴の結びに感極まって涙し、結婚したことに対する実感を吐露した。
育ってきた文化の違いはあれど、雰囲気のよく似た二人である。「波長が合ったんかねえ」と彼は妻に言う。それを聞いてなんとなく安心する。これからの生活もうまくいくだろう。結婚おめでとう。末長くお幸せに。
 
あ、そういえば…
僕はミチコさんから「わたしたちはバイオリズムが合わないのよ!」と言われたことがあったな。なんで一緒に暮らせてるんだろ。
 
 




2018年4月29日日曜日

本日の宿



 
鳥取シティホテル(鳥取県鳥取市)
 
隣と向かいの部屋に英語を話す外国人旅行者グループが泊まっていて酒盛りしているらしい。大声で笑う声が聞こえてくる。
壁やドアが薄いのか。気にせず寝られるから問題ないけど。
 


大阪市高速電気軌道谷町線南森町駅  17:06

  
 
 
  
土地勘や方向感覚には自信があるほうだけど、梅田駅の地下ダンジョンはまだ把握しきれていない。
谷町線の東梅田から御堂筋線梅田の北改札口を目指して歩く。途中で、あれ?どっちだっけ、というところが2、3カ所あったが、ほぼ迷わずに荷物を入れたコインロッカーにたどり着く。
  
荷物を出していると、隣で女の子二人組が荷物を入れている。
500円のロッカーだが百円玉が足りなくて両替しようとあたりを見回しているから、声をかけて両替してあげた。
現金で何かを買うときは、いつもお釣りをもらえるように払う。コインロッカーをよく使うからで、百円玉はいつも10枚くらいは財布に入っている。  
  
しかし、そんなことをしていたせいか、予定していた姫路から鳥取への高速バスに間に合わなくなってしまった。
 
仕方ないので、上郡まで行き、岡山から来る特急「スーパーいなば」に乗る。姫路から鳥取までは約2時間。高規格の智頭急行線を走る列車は早い。上郡から1時間半ほどで中国山地を越えて鳥取に着く。
 



大阪市北区東天満 16:50

 

 
 
   
双子の女の子はときどき動きがシンクロしていて、動画を撮りながら声を出さずに笑ってしまう
二人ならんでちょこんと座っている様子はかわいいが、なかなか笑ってくれない。
 
せっかく家から30分かけて歩いてきた公園だけど、子どもはあまり楽しんでくれなかったので、家に戻ることにする。粘って撮ってもあまりいいことはない。
 
家に入ると、そこはまさに子どもにとってのホームグラウンド。好き勝手に動き回って遊んでくれる。表情がとたんに生き生きしはじめる。大人にとって見た目のいい公園でも、子どもにとっては未知の場所。気にせず遊びだす子もいるけど、そうならないことのほうが多い。
  
大人は理屈で動くけれど、小さな子どもは感情で動く。
子どもは風景には興味がないし、花も愛でない。
子どもの撮影はいつも大人の思い通りにならぬものである。
 
 
撮影終えて西日射す通りを駅に向かって歩く。日曜日の都心は静かだ。お昼を食べていなかったので、立ち食いうどん屋さんにの店に入る。店にはほかに二人しかお客さんがいなくて、一人のおばさんはテーブル席で本を読んでいる。無愛想な店員さんからざるそばを受け取って、ゆっくり食べる。誰も見ていないテレビは柔道の試合を映している。落ち着くなあ。
 







大阪高速鉄道大阪モノレール線万博記念公園駅 11:47



  
 
 
 
新緑を透かして降り注ぐ陽射しはもう夏のそれに近い。
前撮りする二人のからっとした表情が今日の天気によく合っている。
撮影後は二人してライブを見に行くという。同じ音楽を一緒に楽しめるのは仲の良い証拠だ。
 
前撮りの撮影終えて公園を出ると、公園に通じる道は入場待ち人で埋まっていた。駅からはさらに人が押し寄せてくる。軽く恐怖さえ感じる混雑である。二人とは朝10時に待ち合わせしていてよかった。1時間遅かったら撮影自体が危うかった。
  
並んでいる人たちの7割くらいは、休みの日ぐらい家でのんびりすればよかったと思っているのではないか。
駅に到着する通勤ラッシュのようなモノレールを眺めながら思う。
 
サラリーマンだった頃は百貨店に勤めていたから、これまでずっとゴールデンウィークとは無縁の生活をしてきた。僕は混雑に耐性がない。混むのがわかっているのに、わざわざにディズニーランドやUSJに出かけてゆく人たちの気持ちがわからない。
 






大阪高速鉄道大阪モノレール線山田〜万博記念公園 9:49


 

 

仕事前に山田駅のホームから撮り鉄。
撮りたくなる風景ではある。
 

2018年4月28日土曜日

本日の宿


 


ビジネスホテル中央(大阪市西成区)
 
大阪での定宿。部屋には風呂トイレなく共同。
コインランドリーに洗濯物を取りに行ったら、ちょうど風呂から上がったばかりの若い白人女性とばったり。すらりとした美人にどきっとする。ジロジロ見るのも失礼だから不自然に目をそらしてすれ違う。
 

大阪市中央区道頓堀 20:00

 
 
 
 
 
ホテルを出て15分で撮影場所に着いているというのは、ありがたいのを通り越してもったないような気さえする。
東京だったら、都心での撮影でも移動に1時間はかかるだろう。
大阪を拠点にすると、仕事としてはすごく効率がいいように思う。大阪に引っ越そうかしらん。
 
結婚式の1.5次会撮影。
会場は箱貸しのバンケットで、同じビルにあるカラオケ店舗が本業であるらしい。

和装からドレスへのお色直しがあるので、パーティーが始まる前に和装の立ち写真を撮っておきたい。が、フロア全体がバンケットホールになっていて、狭い支度部屋しか撮る場所がない。

時間もなくどうしようかと思っていたら、そこにプランナーさんが来た。写真を撮る場所がないかと尋ねると裏動線で階下のカラオケフロアに案内してくれた。こういうケースにはにべもなく断られる会場が多いのだが、ここは違った。支度部屋で広角レンズを使って無理に撮るよりずっといい写真が撮れた。ルフールなんば道頓堀店さんありがとう。
  
パーティーは友人達の楽器演奏が3組もあり盛り上がった。最後は新郎新婦もウクレレとバイオリンで演奏する。楽器を触ったことのない新郎は半年かけてウクレレを練習したそうだ。楽しいパーティーであった。
 
 






東海道本線名古屋駅 9:59

  
 
 
 
今日から長い連休期間になる。名古屋駅は旅行にでかけるらしい家族連れの姿が目立つ。

名古屋から大阪までは、大垣と米原で乗り換えて約3時間。あっという間に着いてしまう感じがする。メール返信しながら、400枚ほどの家族写真の画像処理を1件こなしたら、新快速は淀川を渡っている。
 
大阪駅も人でごった返していた。
「発車時刻過ぎております!一ヶ所に固まらず、左右を見回して少しでも空いてるドアからご乗車ください!」乗り慣れない人が多すぎるせいで、ホームの放送もだんだん絶叫調になってくる。世の中が休みになると、駅員さんは気が休まらない。