2019年4月5日金曜日

山陽本線糸崎駅 14:24

  
 
 
 
 
明日の長崎での撮影のために、佐賀県鳥栖まで移動する。
 
沈む太陽を追うように山陽本線を西へ向かう電車の旅はのんびりしていていい。ときおり見える瀬戸内海を楽しみにぼーっと乗っているだけでも楽しめる。仕事するけど。
 
 
先週開幕したプロ野球。カープは巨人ジャイアンツとの開幕試合こそ快勝したものの2連敗、次の中日戦でも負け越した。
 
今日から広島に戻って阪神との三連戦である。が、エースの大瀬良が7回にホームランを打たれて2-3と逆転されてしまった。試合経過をラジオで聞いているとどうも分が悪い。8回裏の攻撃が終わってカープはわずかに4安打である。まったく打ててない。 
 
結局、最終回の攻撃もあっさり終わってしまった。昨年までの勢いはどこへやら。始まったばかりなのに今年のカープは先が思いやられる。













尾道 11:15

  
  
 
 
 
千光寺山の公園は風が吹き抜けて寒い。
 
そこに4歳から17歳まで6人の子どもたちと彼らの母親3人がぼんやりと僕が来るのを待っていた。
 
撮影依頼のメールには必要事項のほかに「いとこ達で写真を撮っていただきたいです」とだけ書かれていた。どんな写真を撮ればよいのかわからないが、おそらく依頼した本人もわかっていないに違いない。
 
春休みでいとこ同士が一同に会するので、とりあえずその様子を写真に残しておきたいのだろう。
 
 

始めは何も言わずに子どもたちだけで遊んでもらう。
 
しばらく見ていると小学生以下の三姉妹を、中学生と高校生の三人が遊んであげるという感じである。
 
中高生の三人はカメラの前ではもう無邪気な表情を見せない。
 
小さな三姉妹だけの写真を別に先に撮り、そのあとで一緒の写真を撮ることにした。こういうことはメールのやり取りではなかなか決められない。
 
 

6人の子らはみな仲がよかった。幼い頃からたびたび一緒に遊んできたのだろう。
 
桜を背景に笑い合う子どもらの写真を撮る仕事は幸せのひと言に尽きる。
 








2019年4月4日木曜日

阪和線日根野駅 18:45



  
 

 
 
マカオから来た夫婦を撮るのは2回目。2年前の夏に佐賀で家族写真を撮った。 
https://miharayuu-monophoto.blogspot.com/2017/07/1506_31.html
 
 
彼らには二人の小さな子どもがいるけど、今回は連れてきていないという。
 
付き合い始めて16年という記念の海外旅行を、子ども抜きで夫婦だけで楽しむ、って日本人にはなかなかできないだろうなあと二人を見ながら思う。
  
調子に乗ってふざける夫とそれを見ておかしそうに笑う妻。
 
2年前、子どもがいたときには見せなかった二人の顔であった。
 
 
  
撮影終えて、スタバで二人にコーヒーとサンドイッチをご馳走になり、りんくうタウン駅に急ぐ。予定より遅くなったが、相生から岡山までひと区間だけ新幹線に乗れば、なんとか今日中に尾道に帰れる。
  
乗り換えの岡山駅のコンビニでお酒を買って、今日最後の電車に乗れば、あとは飲むだけ。
 
ウィスキーを割るのにレモン風味の炭酸を探していたが、ジンジャー風味しかなかったので、仕方なくそれをカゴに入れる。 
  
どんなものかとおそるおそる飲んでみたら、おいしかった。嬉しい発見でまたひとつ人生が豊かになった。
 
 














阪和線長居駅 14:47

 
  
 
 
 
 
小学校の制服を着た女の子ははにかみながら桜の木の下に立つ。
 
初めて撮ったときには公園の花壇の縁に座らせるときにも泣いていたのに。

彼女は今もおっとりして引っ込み思案だけれども、もうすぐ始まる新しい環境で健やかに成長してほしい。
  
 
 
満開の花を目指して、いろいろな人が公園に集まってくる。
 
ママ友グループが子どもたちを桜の木の下に集めてスマホで写真を撮っている。子どもは親の指示をぜんぜん聞かず、ふざけたりしてスマホをぜんぜん見てないけど、そういうものだ。
   
離れた場所では二十人くらい集まった宴会風情の老人グループが細った声で、♪はーるのー、うらーらーのー、すーみーだーがーわー、と滝廉太郎の「花」を歌いはじめた。
 
春らしい歌なのだが、違和感を覚える。ここ大阪やん。
 
 









大阪市高速電気軌道長堀鶴見緑地線鶴見緑地駅 11:45

  
  
 
 
 
桜の季節の公園は賑やかだ。四歳と二歳姉妹の家族写真を撮る。
 
子どもはまだ写真を撮る意味がわかっていない。坂道でドングリを転がして遊ぶのに夢中で、パパが写真を撮るよと言ってもぜんぜん言うことを聞かない。僕も彼女につきあって転がるドングリを追いかける。
 
子どもと楽しく遊んでいれば、どこかでカメラを向いてくれる一瞬が訪れる。
 
満開の桜の木を背景にして家族写真。

いつか子どもたちが大人になったときに家族で今日の写真を見返してもらえるときが来ますように、と思いながら撮る。どの撮影でもそう思う。

 
 
撮影終えて、二件目は長居である。地下鉄を二回乗り換えて公園を目指す。
 
天王寺駅の長い地下道を急ぎ足に歩くと暑い。朝は寒かったのに、もうTシャツ一枚で十分だ。