三原由宇出張写真室

2020年3月18日水曜日

関東鉄道新守谷・守谷線守谷市役所 15:28



  
 
 
 
卒園式は無事に終わったようで、元園児4人は卒園証書を大事そうに…おい、投げるんじゃない!
 
6歳というのは思春期にも似て微妙な年頃である。
 
中身はまだまったくの子どもなのに、ときどき大人を相手にしているような感じがする。一対一だとからきし意気地がないのに、友達が一緒にいるととたんに威勢がよくなる。
 
これから「自分」というものが、少しずつできてゆくんだろう。成人するまであと14年。子育ての道のりはまだ長い。
 
 
 
4人だけなら、記念写真も行儀よく並んでくれるだろうと思ったのが間違いで、ぜんぜんまとまらない。
 
撮影終わって思い出したのだが、4人のうち2人が3人兄弟の末っ子だった。フリーダム。
 
 





















東急電鉄東横線田園調布駅 9:19


  
 
 
 
昨年の兄に続いて、今年は妹が卒園する。
 
家から電車を乗り継いで幼稚園に通うのも今日が最後である。足かけ4年になるのだろうか。
 
楽しいこともそうでないことも、思い出せないくらいの思い出が詰まった道のりを、写真を撮りながら歩く…はずなのに、なぜか女の子は僕にくっついて歩きたがるからなかなか写真が撮れない。
  
 
 
ママはそんな彼女の様子を自分の一眼レフで撮っている。たぶん毎日撮り続けたはずで、写真の量は相当なものだろう。分厚い写真集ができそうなくらい。
 
忘れてしまうようなささいなエピソードも、写真があれば不思議と思い出せる。「そうそう、こんなことがあったよね」と。
 
来月からは小学生だ。お兄ちゃんと一緒に登校するだろう。ママと一緒に歩く機会はずっと少なくなるだろう。
 
幼稚園への行き帰りは、母子で過ごしたかけがえのない時間。卒園おめでとう。 
 
 
 
撮影終えて都心へ向かう東横線は、ラッシュのピークを過ぎたはずなのに混んでいた。中目黒駅は日比谷線へ乗換える乗客でホームが溢れている。
 
コロナウイルスを避けるために時差通勤を、と呼びかける駅のアナウンスが虚しく響く。
 










2020年3月17日火曜日

東武鉄道伊勢崎線五反野駅 12:41

 


 
五反野駅前には庶民的な店が集まっていて、ふらりと入ってみたくなる。暮らしやすそうな街だ。
 
ニューボーンフォトの撮影に伺うと、授乳中のママに代わってパパが出てきた。
 
今日は平日である。有給を取ったのかと彼に尋ねたら、「育休中なんです」さらりと返された。
 
あ、そうなのか。もうそういう時代になっているのか、と思う。
 
団塊ジュニア世代の男としては、なんだか感慨深い。現代のサラリーマンに「24時間戦えますか」なんて言ってはいけない。
 

 
一ヶ月をやや過ぎた赤ちゃんは、やっぱりぜんぜん寝てくれなかったけど、ニューボーンの撮影は問題なく進む。
 
いつものように2種類の背景で写真を撮り、さほどぐずることもなく終わった。













2020年3月16日月曜日

千葉交通久能FT線富里中学校 20:03



 

 
本来ならば、三人姉妹の上二人は小学校に行っている日であった。
 
しかし新型コロナウイルスの影響で学校は休み。朝から夜まで一日をほぼ家の中で過ごすという、実質春休みのような「とある日」になった。
 
朝ごはんが終わると、二人の姉は学習教材を広げて勉強を始める。一歳の末っ子が「おかあさんといっしょ」を見始めると、手が止まり、視線はテレビに。
 
ママから何か言われても上の空で、一向に動かない。見ている僕の方がそわそわしてしまうが、子どもたちはテレビに意識を奪われている。テレビの吸引力ってすごいものだなあ。
  
 

お昼ごはんに生地から作ったピザを食べると、また勉強したり遊んだり。
 
平凡すぎる、なんの感動もない光景に向かって、僕は空気のようにシャッターを切り続ける。
 
流れるように過ぎる日々のなかの「とある日」は、撮るに足らないような一枚一枚の写真によって成り立っている。
 
 
*「とある日」の撮影家族を募集しています。
三原由宇に2回以上撮影をご依頼いただいた方が対象です。

撮影は無料です。お気軽にお問合せください。