三原由宇出張写真室

2017年5月31日水曜日

東急電鉄田園都市線二子新地駅 15:42


 

  
 
東急電鉄田園都市線二子新地駅 15:42
  
何度かヘアモデル撮影をさせていただいたサロンが移転するということで、移転前のお店の写真を残しておく。
  
独立されて初めて持ったお店であるから思い入れも多いだろう。
「これ撮っておいてください」と言われて撮るものには、ひとつ一つにささやかな思い出がある。
 
田中泰延さんの、写真についての話。
「終わる事などあるのでしょうか」
http://www.machikado-creative.jp/planning/56434/
 
あらゆることには終わりがあって、いつかは思い出になる。一枚でもいい。多ければもっといい。撮れば残る。写真は撮るべきだ。 
 
 


東武鉄道伊勢崎線獨協大学前 11:54

 
  

東武鉄道伊勢崎線獨協大学前 11:54
 
毎年撮っている彼女に今年も会えた。
僕が百貨店のイベントで撮っていたときからだから、一番古いお客さんということになる。元気そうでなによりだ。
 
撮影終わって駅に向かう。コンビニの前を通りかかると「獨協大学前駅東口店」とあった。昨年までは「松原団地」という駅だったから、店名シールを張り替えたのだろう。その費用は店舗負担なのかそれとも大学負担なのか気になる。
駅の看板を掛け替えるのはたいへんだ。地元の人は愛着のある駅名は変えたくないだろうが、お金を出すスポンサーにはかなわない。
 
 
 


2017年5月30日火曜日

東北本線郡山駅 14:39




 
東北本線郡山駅 14:39
 
東京への帰りはいつものように各駅停車で。のんびり揺られながら仕事していると、いつのまにか終点に着いている。
栗橋で東武伊勢崎線に乗り換え。埼玉の空は広いなあと思う。もちろんいい意味で。
 

福島交通室石 11:54


  
 
 
福島交通室石 11:54
  
一歳男の子の家族写真撮影。
男の子はご機嫌よく遊んでくれてよかった。おぼつかない足取りながらもよく歩き回り、パパとママはついてゆくのにやっとという感じ。
  
撮影を予定していた公園では、シニアの人たちがフリスビーをチェーンのついたカゴをめがけて投げあっていた。当たるとあぶないからあっちへ行ってくれと言われたが、それはお互いさまなのでとりあえずのスペースを確保してもらって撮影を始めた。
彼らがやっていたのはディスクゴルフというスポーツらしい。上半身を使って投げるからゲートボールよりは運動量が多そうだ。ゴルフというだけにプレー面積は広い。福島の公園だからできることで、都会の公園ではおそらく無理だろう。というかゴルフ場を借りてやってほしい。高齢者とはいえ20人くらいの団体で公園を占拠してフリスビーを投げ合うのはどうかと思う。
 
6月を前にして早くも真夏の陽射し。福島駅に着いて駅前の気温表示板を見たら34℃を超えていて、さすがにこれは測定機器がおかしいのだろうと思う。しかし後から気象庁のサイトを見たら、この日の福島の最高気温は32.1℃だったようで、熱中症になってもおかしくない気温であった。福島盆地の気候は過酷だ。 
 
 



2017年5月29日月曜日

東京地下鉄東西線浦安駅 20:59

 
  
 
 
東京地下鉄東西線浦安駅 20:59

とある家族の日常を撮った。
風邪気味で会社をお休みされたようで、ママは午前中病院へ。その間はパパが子どもと遊んだ。
午後は家族で買物へ。ごく平凡な休日風景となった。
 
ママが病院から帰ってくるまで、パパは公園で遊び、スーパーのキッズスペースで遊び、食品売場の片隅にある休憩スペースでお昼ごはんを食べた。父娘の後からくっついて歩いていると、彼は振り返って「何するわけでもないんですけどね」と言い訳のように僕に言った。そうなのだ。「子どもを見ている」ほかに何かをするわけではない。ちょっと目を離せば、子どもはキッズスペースのおもちゃを通路に放り投げるし、仕切りを乗り越えて頭から落ちそうになる。
僕とて溜まっている画像処理の仕事をしたいところだが、二人の様子を眺めているほか何もしない。「日常」の写真を撮ると、いつもの仕事の撮影とは違う疲れ方をするのがわかってきた。
日常とは平凡で退屈きわまりないものだ。でもそれが幸せと呼べるものなのだろうと思って撮っている。
 
 

2017年5月28日日曜日

東京都台東区清川 18:58



  

東京都台東区清川 18:58
 
ビルの谷間から見る薄い三日月。明日も晴れそうだ。
 

上越線新前橋駅 14:08


  
 
 
上越線新前橋駅 14:08
 
七五三の後撮りと家族写真。
昨秋の本番のときに、神社契約の写真館が撮った写真がかなりダメだったようで、そのリベンジをご依頼いただいた。
六歳になった男の子は暑さと慣れない履物のせいでちょっとお疲れ気味であったが、なんとか笑顔の記念写真は撮れた。
 
七五三のあとは普段着に着替えて公園でも撮影。彼のおじいちゃんがツツジのような花を指してサツキだと教えてくれる。恥ずかしながらサツキの存在を知らなかった。ツツジは4月に咲くが、旧暦五月の今頃に咲くのはサツキという違う品種なのだそうだ。立夏を過ぎて咲くサツキは夏の花になる。
風はまだ涼しさを感じるが、公園は夏のような陽射しであった。撮影終えて駅まで約2kmほどの道を歩いているとコンビニが現れた。今日は絶好のチョコモナカジャンボ日和である。昨日のリベンジを果たした。

 



上越線新前橋駅 10:15



  
 
上越線新前橋駅 10:15

本日の撮影に。
駅から歩いてもよいがバスに乗ろうと思う暑さである。
 
 

2017年5月27日土曜日

総武本線錦糸町駅 18:53

  
 
 
総武本線錦糸町駅 18:53
  
結婚式の撮影。
披露宴も終わりに近く。13卓のフォトラウンドが終わって時計を見たら予定時刻通り。このあとはすぐにご友人からのDVDが始まるはずだったが、なかなか始まらない。空白の時間が不意に現れて高砂で写真を撮ったりする。司会者さんに次に進みませんねと聞けば、機器の不具合らしい。その後しばらくしてDVDは無事に上映されたので、新郎新婦にとっては予定外の歓談の時間ができてよかったことであろう。
  
ホテルを出ると思いのほか涼しい風が吹いている。久しぶりにチョコモナカジャンボでも食べようかと迷ったが、錦糸町から南千住の宿までは30分ほどで帰れるし、帰ったら飲むからがまんする。
ハイボールのグラスを傾けながらFacebookを開くと、静岡は牧之原に住むフォトグラファーの写真が現れた。日焼けした丸い顔がチョコモナカジャンボを食べている。チョコモナカジャンボを食べるおじさんの自撮りが流行っているらしい。
 




2017年5月26日金曜日

赤穂線西大寺駅 12:12




 
赤穂線西大寺駅 12:12
  
東京へ。今日から10日間の旅。
梅雨入り前の晴天が続いている。外で撮影するならこの時期が一番いい。
 
東海道線で能登川を過ぎると急に雲が出て、米原は曇り、名古屋あたりで雨になった。気候もこのあたりが東西の分かれ目なのだろうか。
画像処理をしていてふと目を上げると、立派な虹がかかっていた。反対側の席に座っていたら気がつかなかったであろう。仕事そっちのけでカメラを取り出しシャッターを切る。本日のハイライトであった。
 

2017年5月25日木曜日

尾道 19:11



 
尾道 19:11
 
夏至まであと一ヶ月足らず。夜7時を過ぎてもまだ明るい。
 
結婚式撮影のお問合せが数件。今秋週末の予定が徐々に決まりつつある。ありがたいことである。
来年どころか明日がどうなるかもわからないフリーランスの生活に安定はないけど、夕焼けを眺めながら飲めるというのはよいことだ。
紫陽花が咲き始めた。
 

2017年5月23日火曜日

尾道 16:58



 
 
尾道 16:58
  
諸々雑用をこなす。
 
プールに出かけると、近所に住む話好きなおばあさんと会う。「ブラタモリ」に出てましたねと水を向けると、待ってましたとばかりに写真を持ち出してきた。今までにも何度か在京テレビ局の番組に出たことがあるらしく、そのときの話を聞かせてくれた。たまに杖をついて歩いているのを見かけるが、まだかくしゃくとしておられる。それを言うと前屈して体を柔らかさを自慢してくれた。
坂と階段ばかりの尾道山手暮らし。自分が年を取るとどうなるのかと不安を感じることもあるが、彼女くらい元気でありたいものだ。
 

2017年5月21日日曜日

山陽本線柳井港駅 19:55



 
 
山陽本線柳井港駅 19:55
  
尾道へ。11日間の旅の終わり。
今日の撮影には柳井港からレンタカーを借りて赴いた。帰り道、運転しなながら眺める夕焼け空がよかった。
   
レンタカー会社は個人経営で、作業着姿のおじさんが出してきた帳面に名前や免許証番号を手書きする。免許証はコピーするかわりにおじさんがデジカメで撮影した。
車はカーナビもアイドリングストップもついていない型落ちの軽自動車で、「こんな車ですみませんね」的なことを言われたが、僕にはハイブリッドのハイテクな車よりこちらのほうがしっくりするし、実際運転しやすいから好きだ。
 

山口県周防大島町冲家室島 18:20

  
 

 
山口県周防大島町冲家室島 18:20
  
エンゲージメントフォトの撮影。
待合せ場所に着くと、彼女が日傘をさしてぽつんと待っていた。彼は釣りをしているという。二人で釣りをしているところを撮って欲しいと言われる。
僕は事前に撮影の打合せをすることはほとんどないから、いつもその場で何かしら驚かされる。釣りをしている人を撮るのは初めてかもしれない。
打合せをするといい写真が撮れるのかどうかわからないが、初めて誰かに会ったときに感じる気持ちをそのまま写真にするのが自分には合っているような気がする。
  
彼は防波堤の上でタバコをふかしながら釣竿を持っていた。僕は釣りにはまったく興味が持てないので、彼が釣り上げたアジに「いい形してる!」と声を上げても、ああそうなのかと思うだけである。僕は魚を獲るより、電車の写真を撮りたい。
釣りの楽しさはわからないが、風に吹かれながら釣りをする二人の姿を眺めているのは気持ちのよいものであった。そして後ろ姿と横顔しか撮れないから、釣りをする人の撮影は難しいということがわかった。
 
 


長崎本線浦上駅 7:30



 
 
長崎本線浦上駅 7:30
 
山口県の周防大島へ。

北海道のラベンダーで前撮りしたいという問合せがあったので、「撮影許可が必要な場所は、許可申請の手続きをお願いします」と、許可が必要な場所かも?ということを言外に含ませて返信した。
  
はたして予約で指定されたのは、富良野の某有名ファーム。念のためそこのホームページを見てみると「ウェディングフォトは禁止」と書かれている。これではおそらく撮影は難しいだろう。
自然に溢れているイメージのある北海道だが、景色のよい農地や花畑は基本的に私有地であり勝手に入ることはできない。できるだけ事前の確認をおすすめします。
 

長崎電気軌道長崎駅前 20:42

  
 


長崎電気軌道長崎駅前 20:42
 
結婚式の撮影。
カメラを向けられると笑うのが苦手な人は、くすぐりを入れても笑った歯を見せまいと口を固く結ぶ。そうなると頬の筋肉が不自然にこわばってしまう。
今日の新婦さんがそんな人で、なんとか自然な笑顔になるように撮っていたら、そばで撮影を見ていた母上が「歯ば見せんほうがよかね」と彼女にアドバイスしてしまって、お母さんそれは困りますと心の中で言う。
 
晩ごはんはホテルの近くにある地元長崎の弁当屋さん(いずや弁当)で調達。
とろろ昆布を巻いたおにぎりが売られていて懐かしさから買ってしまう。長崎では比較的ポピュラーなおにぎりだと思うのだが、他の地域ではあまり見かけない。「とろろ昆布 おにぎり」で検索してみたら、北陸でもとろろ昆布のおにぎりがよく食べられているらしい。そういえば今日の新郎さんは富山の人であった。
 
 
 


2017年5月19日金曜日

長崎県交通局大分トキハ前 14:05





 
 
長崎県交通局大分トキハ前 14:05
 
大分から長崎までは高速バス「サンライト」号に乗る。長崎県営バスの車両が来た。
九州はようやく田植えが始まる頃。筑後平野から佐賀平野にかけては麦が色づいている。
 
生まれてから高校までは長崎にいたから、バスから眺める北部九州の景色には懐かしさを感じる。山の姿はなだらかで丸みを帯びて険しさがない。
生まれ故郷を離れて過ごした年月のほうが多くなってしまったが、自分が九州人であるという意識は抜けないものである。
 

日豊本線日向市駅 11:20






日豊本線日向市駅 11:20
 
大分まで「にちりん」に乗る。宮崎県延岡から県境を越えて大分県佐伯まで行く各駅停車は一日に3本しかないので特急に乗るしかない。
 
単線区間をゆっくり走る特急はのんびりしていていいが、JRは新幹線だけでなく在来線の亜幹線区間をもっと整備してほしいと思う。明治や大正時期に作られたカーブの多い線形をまっすぐにするだけで輸送効率は大きく変わるだろう。
国鉄が民営化されて、JRが純粋な鉄道会社でなくなってしまったのが鉄道ファンには残念だ。駅ビルにアミューズメント施設やホテルまでくっつけた改装後の大分駅には、駅としての美学がまったく感じられない。