三原由宇出張写真室

2017年10月31日火曜日

東海道本線三ノ宮駅 20:05


 

 

 
  
前撮りの撮影。
僕には珍しく、3時間を超える長い撮影であった。(僕の前撮り撮影は1時間がほとんどです)
 
お会いして撮影を始めようとすると、彼女が「みなさん緊張されてますか?」と聞く。人によりけりなのだが、彼女はかなり緊張していたらしい。しかし緊張するのは悪いことではない。ふとした瞬間にいい表情を見せてくれるのは緊張のおかげである。
それよりも気になるのは「あってますか?」と聞かれることだ。
  
さいきん写真に「正解」を求める人が増えた。
お手本になる写真はおもにインスタグラムに載っているのだろう。その通りの構図とポーズを求める。他人と同じ写真を撮ることがはたしてよいのかどうか疑問だが、その人にとっては「正解」の写真でなければ撮影する意味がないのだろう。
    
二人にはもうすぐ一歳になる女の子がいるとのこと。
生まれてから夫婦二人きりで外出するのは初めてだという。式の予定は今のところないそうだが、今日がよい思い出になってくれたらと思う。
  
 






奈良交通東大寺大仏殿・春日大社前 12:59

  
 
 
  
お宮参りの撮影。風もなくよいお天気で何よりであった。
子どもが生まれて初めてのイベントであるせいか、家族の高揚感が伝わってくる。
 
お宮参りの撮影では、できるだけ赤ちゃんだけの写真を撮るようにしている。
パパやママが抱っこしての写真ならたやすいが、赤ちゃん一人で寝かせられる場所を見つけるのは難しい。
室内だと色が混じるし、外だと光が強すぎたりする。今日は祈祷所の横にある小さなベンチに寝かせてみた。スタジオのようなきれいな光にはならないものの、それなりに肌の質感が出せたと思う。
 
奈良公園では今日も観光客と鹿が戯れている。平和な光景である。
 








大阪市西成区太子 9:32


 

 
 
ホテルに荷物を置いて本日の撮影に。
手配師の人と目が合ったが、「ニイチャン、仕事どう?」とは聞かれなかった。
ほっとしたようなちょっと残念なような。
 

山陽本線尾道駅 7:03



 
 
  
奈良へ。今日からまた9日間の旅。
朝がだいぶ冷え込んできた。吐く息が白い。小学校の前を通り過ぎると、用務員のおじさんが「今日は寒いね!」と登校する子どもに声をかけている。
西日本もこの一週間で紅葉が進むだろう。
 

2017年10月30日月曜日

尾道 19:04




 
10日ぶりの帰宅。思いのほか寒い。

広島電鉄白島線縮景園前 16:35

  
 

  
七五三の撮影。
姉弟の着付けはママがYouTubeを見ながらやったそうで、かなり練習したらしい。お姉ちゃんの着物はママが七歳のときに着たものだそうで、感慨深かっただろうと思う。「いつか結婚して女の子ができたら、また着せれるかなあ」遠い先の話であるが、当の彼女は母親の気持ちはまだわからない。
 
夕陽射す時間帯は、色づき始めた木々の葉が美しく浮かび上がる。撮影しながら彼女が一歳のときに撮った写真を思い出すが、その頃の面影を探すのが難しい。あまり時間が経っていないように感じるのだが、子どもの成長で過ぎた時間の長さを知る。
 
 







広島県廿日市市宮島町 12:38


  
 

 
  
七五三の撮影。
女の子は緊張気味ながらも、自分がどうすればよいのかよく理解しているようで、ぐずることもない。なかなか賢い子であった。
  
宮島を離れるフェリーには修学旅行の小学生が2校大挙して乗り込んできてたいそうにぎやかである。甲板を埋め尽くした子どもたちは、ですれ違う船に手を無邪気に振っている。微笑ましいが、その光景を見て戦時中の学童疎開船「対馬丸」を連想してしまうのが僕である。
 
フェリーは魚雷に沈められることなく10分ほどで対岸に着く。ハッチが開いて駆け出しそうになる子どもたちを先生が「はーしーりーまーせん!」と制止する。引率ご苦労さまです。
 







山陽本線徳山駅 8:37



 
 

広島へ。
一件目は宮島なので、徳山で山陽線に乗り換える。秋晴れの朝のコーヒーがおいしい。
 
博多駅で新幹線に乗る直前、ホームのコンビニでドリップ式のコーヒーを入れていたら、「銀河鉄道999」の発車メロディが鳴り出した。まだ半分しか入っていない。慌てて、店員の男性に間に合わないからと言って出ようとすると、彼はさっとレジからコーヒーぶんのコインを取り出して手を差し出した。ありがとうございますと言って受け取る。
似たようなことは日々あるのだろうが、見事な反射神経であった。

2017年10月29日日曜日

福岡市中央区今川 10:14


 
 
 
結婚式の撮影に神社に伺うと、今日は結婚式はないという。自分のスケジュールを確認しても今日であるのは間違いない。

お客さんにメールするとキャンセルしたらしい。撮影もすでにキャンセルしているとの短い返事が届く。しかし受信履歴にそのメールはない。彼女はニュージーランド在住で、日本での電話番号もわからないので、直接連絡することもかなわぬ。
「カメラマン自体頼まないことにしたので結構です」とのことだが、どこかの式場カメラマンが、ちゃんとした写真を撮ってあげてほしいと思う。あとから後悔しても二度と撮れない。

というわけで今日は結婚式の撮影ではなく、ホテルに帰って画像処理。仕事は毎日尽きることがない。
 
折しもネットのニュース記事で、ドタキャンに悩まされる飲食店業界の対策方法が紹介されていて興味深く読む。個人のフォトグラファーにとっても直前のキャンセルは悩みの種である。

2017年10月28日土曜日

東京国際空港 19:11




 
 
福岡へ。
もうすぐ11月だというのに、今年22番目の台風が接近中。空港のフライト情報では、沖縄と鹿児島、宮崎への全便欠航を伝えているが、福岡へは飛んでくれるらしい。

今日から日本シリーズが始まっている。ホークスとどこかのチームが対戦しているらしいが、詳細は知らない。
 

東京地下鉄千代田線赤坂駅 16:36


  
 
 
 
結婚式の撮影。
あいにくの雨で送賓後のロケフォトはできなかったが、ハロウィンぽくコスプレした余興があったりと楽しい結婚式であった。
個人的に撮れてよかったカットは、新婦の手紙朗読のときに、父上が腕を突き出してサムズアップした一瞬であった。ちょうどアップで表情を撮ろうとしていたときで、伸ばした腕がぎりぎりフレームに収まった。

撮影終えて赤坂駅のコインロッカーに入れたバッグを出す。明日は福岡なので、着替えなどの荷物を持ってきた。ロッカーはICカード式である。いつものようにカードをタッチして開錠させた、まではよかったが扉が開かない。開錠したら上がるはずのレバーが上がっていない。引っかかりが悪いのか物理的な問題であろう。

しかし開かないのは困る。駅の事務室に行くと、ロッカーの管理会社に電話するように言われる。電話から聞こえてきたのはシニア世代と思しき男性の声。人が困っているというのにとても落ち着き払っている。「扉を押しみてください…」開きません。「もっと強く押して…そしてレバーを動かして」動いた開いた。「はい、そういうことです」
要は中の荷物が大きすぎて扉を外に押した状態になっていたということだろう。そういうことでは困るのであるが、ともかくバッグを無事に出せたのでよしとする。
 
 






2017年10月27日金曜日

東京都中央区銀座 16:47





 
 
帰りに銀座に寄り道して、ニコンのサービスセンターでD5とD750をセンサークリーニング。
点検も兼ねていて、あちこちの不良を指摘された紙とともに戻ってきた。とくにD750は修理を勧められる。沖縄でのビーチ撮影が増えたのがいけないのだと思う。
しかし、撮影には支障なしということでこのまま使うことにする。プロサービスだと代替機を借りられるのだが、使い慣れた機材のほうがいい。年が明けたらオーバーホールしなければ。(D750の後継機早く出ないかなあ…)
 

東京都千代田区有楽町 13:31 


 
 

ニコンサービスセンターでローパス清掃に3時間かかるということで、会社員時代によくサボりに来ていた場所で仕事している。今もそういう場所であるらしい。くつろいでいるサラリーマンのみなさん、ご苦労さま。