三原由宇出張写真室

2019年6月30日日曜日

東京地下鉄東西線浦安駅 12:52



 

 
 
梅雨の真っただ中の湿り気を帯びた日曜日である。
 
浦安に住む家族の、ごく平凡な日曜日の風景写真を撮る。きっといつでも「同じような」写真は撮れるだろう。でもそれは撮るかもしれないし撮らないかもしれない。それをフォトグラファーが撮るというのは、どういうことなのだろうか。
 
答えは出ないが考え続けたい。

 
 
昔(といっても1960年代くらいまで)は湿地帯の漁村だった浦安である。街のところどころにかつてを偲ばせる古い建物が残っていたりする。
 
ここで生まれ育ったママはそんな町の風景が好きらしい。旧江戸川の堤防に沿って歩きながら、そんな街の歴史を小さな子どもに教えているような気がする。
 
川に浮かぶ船と鉄橋を渡る電車と。それらが幼い子どもたちの原風景になるのだろう。
 
かくいう僕は、山の斜面に貼りつくように建てられた家々と、その間を縫うような細い坂道のある長崎で生まれた。そして今はとてもよく似た街並みの尾道で暮らしている。僕が幼い頃に見た風景に回帰したのかもしれない。

 










2019年6月29日土曜日

東京都千代田区有楽町 17:26


 

 
今にも雨が降り出しそうな日比谷公園で新郎新婦の写真を撮る。

花嫁さんが元気な結婚式は見ていて楽しい。結婚式そのものを楽しんでいるのがわかる。二人でよく考えられた、いい結婚式だった。結婚おめでとう。末長くお幸せに。
 
 
 
今まで結婚式と子どもの写真に分けていたWEBサイトを、miharayuu.comにまとめた。
 
子ども写真のサイトには、この仕事を始めたときから使ってきた「PhotoLive」というネーミングを使ってきた。これをやめて「三原由宇出張写真室」だけにする。愛着はあるけど検索で表示されるサイトが複数になってしまうので。
 
もっとも、今の若い人たちはネット検索というものをするのだろうか。
 
たいていの広告の隅っこには検索バーのデザインがあしらわれて、そこで商品名や会社名を探すように仕向けられているが、実際にそれをする人がどれだけいるだろう。
 
こんなまどろっこしいことをするくらいならQRコードを載せておけばよさそうなものだが、それはそれで問題があるのかもしれぬ。
 
話が逸れたが、「三原由宇」の名前で検索してもらえれば、すぐにどんなことをしているのかわかりやすくしたつもり。末長くよろしくお願いします。
 

2019年6月28日金曜日

岡山県赤磐市千躰 11:23

  
 
 
 
山陽本線熊山駅の駅前は、昭和から時が止まったかのような一角である。それでも駅前通りの片側は、古い家屋を取り壊して更地になっている。少しずつ風化するように昭和の面影が消える。
 
いつものように仕事で東京へ向かう途上である。
 
出張無料だから経費を抑えるために新幹線にはなるべく乗らないようにしているけど、在来線でのんびり行くのも、それはそれで仕事がはかどるから嬉しい。
 
もし僕がお金に困っていなくても、各駅停車で行って写真を撮っているだろうと思う。お金をかけるより時間をかけるほうが贅沢だと思うんですけど、どうでしょうか。
 







2019年6月27日木曜日

尾道 17:55

  
 

 
家から一番近くて商品も充実していたイオンが閉店して、少し遠くのスーパーまで自転車を走らせる。
  
閉店後は建物を建て替えて、マックスバリュにするという噂があったのに、一向に建物を取り壊す気配がないのはどういうことか。

まあ、文句を言っても仕方のないことであるけど。 
 



2019年6月25日火曜日

尾道 18:33




赤ちゃん撮影をご依頼いただいた方から、部屋の中で陽射しのあるなしどちらが撮影にいいかというご質問。
 
「いい写真」にはあまり関係のないことだから答えに悩む。何をもって「いい」とするか絶対的な基準はどこにもない。僕の「いい」とお客さんの「いい」はたぶんまったく違う。

陽射しがあってもなくても「いい写真」は撮れる。写真に陽射しが写るのかそうでないのかということだけだ。

でもそんなことをお客さんに返信しても、本当にわかってもらえるとは思えない。
 
だから、どちらでもいいですよとだけ返信する。おそらくお客さんには「不親切だな」と思われることだろう。 






2019年6月23日日曜日

東海道本線横浜駅 13:01

  
 

 
小田原から名古屋まで新幹線を使えば、あとは在来線で尾道まで帰れる。
 
名古屋なら17時発の快速、大阪なら19時30分発の新快速が、尾道までの終電です。どうでもいい情報かもしれませんが。 
 
 
 
交流戦のカープはマツダスタジアムでオリックス相手にデイゲーム。

9回まで0-0の同点だったのに、10回に9点取られるとか投手陣はなにしよるん。これで3連敗。5月の快進撃が幻のようじゃ。
 





京浜急行電鉄本線金沢文庫駅 12:37



 
 

3年前に福岡で結婚式を撮影した夫婦から、赤ちゃんが生まれたので記念に撮ってほしいというメールが届く。本当にめでたい。

三ヶ月の赤ちゃんはぷくぷくとしていてかわいい。僕の赤ちゃん語にもよく反応して笑ってくれる。撮影時間の終わりに寝てしまったが、問題なく終えられた。
 
手のかからない赤ちゃんだと思えるが。実際はやはりたいへんなのだろう。
 
ママはもうすぐ赤ちゃんを連れて実家のある福岡に引っ越すそうで、パパは2週間ごとに週末飛行機に乗って会いにゆくという。

たいへんそうだけど育児に正解はないから、親が正解だと思うことをやるしかない。フォトグラファーは心の中で応援するしかできない。
 
しかしこの先、いつかまた家族写真を依頼いただくことがあるとするなら、その選択は間違っていなかったと思うのである。
僕の勝手な思い込みですけど。 
 
 
 
撮影終えて久しぶりにチョコモナカジャンボをいただいた。僕のブログを見てくれたらしい。ありがとうございます!
 













2019年6月22日土曜日

東京都交通局三田線志村三丁目駅 16:03

  
 

 
お姉ちゃんの三歳の七五三を撮ったときに一歳だった子が七歳の七五三を迎える。いつの間にか6年が過ぎた。
 
撮影場所の神社に赴くと、家族は車の中で待っていた。
 
雨が降りしきっている。傘をさして撮ってもよいのだが、せっかくの着物姿なのだから、なんとかしたい。
 
気象庁のサイトで雨雲の動きを見ると少し間だけ止みそうなタイミングがある。それを狙って車で15分ほど移動したところにある公園へ向かうことにする。
 
公園に到着したところで、雨が小康状態になってくれた。
 
紫陽花の花が満開だ。濡れた青い花と女の子の着物がよく似合う。七五三は5月から6月にかけてやってもいいものです。
 
妹ちゃんの七五三が終わったということは、この先姉妹が着物を着るのは成人式のときだろうか。あと13年後。二人はどんな女性になっているだろう。 
 
この仕事は未来のことを考えられるから好きだ。