三原由宇出張写真室

2017年6月30日金曜日

北海道占冠村上トマム 18:36


 

 
 
長崎から家族旅行に来た六歳と五歳の姉弟。
秋にはもう一人男の子が増えるという。
 
福岡から乗った飛行機が遅れてしまったようだが、無事に到着されて何より。二人の子どもは広大な芝生を駆け回って止まらない。いくらでも遊べそうだ。一足早い夏休みになるだろう。
 
美瑛からトマムへは約100kmほどの道のり。鉄道では本数が少なくたどり着けないので、レンタカーを借りた。運転が苦手なわけではないのだが、1時間もハンドルを握っていると飽きてしまう。列車の中なら仕事ができるのになあと思いながら、いくつも峠を越える。
  
そういえば美瑛の公園駐車場で、湘南ナンバーの車に乗った一人旅のおじさんから話しかけられた。神奈川から青森まで走り、函館に渡って道内各地を周遊しているという。何十時間運転しているのだろうか、僕にはとうてい無理だ。同じ時間各駅停車に揺られるのは平気だけど。
 
 


北海道美瑛町北瑛 12:27


 

 
 
名古屋から来たカップルの前撮り。
好天に恵まれ、美瑛の丘からは大雪山がよく見えた。

最初の撮影場所は「セブンスターの木」。美瑛には名前がついている木や丘がいくつもあって、いわゆる観光スポットになっている。木の前では記念写真を撮る人が多くて、たまに順番待ち状態になってしまう。
 
駐車場には地元のボランティアなのか、「観光パトロール」とステッカーの貼られた車が停まっていた。周辺の農地に立ち入らないように見張っているのだろう。問題が周知されたせいか、立ち入り禁止の看板がいたるところにあるせいか、畑に入ってカメラを構えている人は見かけなかった。
 
次々に車で来ては木の前で写真を撮ってまたどこかへ移動してゆく人たちを見ていると、観光という「モノ」を消費しているような気がしないでもない。
 
 

駐車場で待合せて挨拶して、さっそくはじめようとすると彼から「どんなふうに撮影するんですか」と尋ねられる。初めての質問ではないが、明確に答えることができない。だからいつもテキトーに撮りますと答える。
 
「適当」は便利な言葉だ。
1時間の撮影ではできるだけ多くのバリエーションのカットを撮れるように立ち回って二人に合う写真を撮る。笑顔を作ったり、きっちりポーズを決めたりすることもしないから、二人にはいっそのこといいかげんな気持ちでいてもらいたい。
そういう気持ちの「テキトー」なのである。
はたして彼は「テキトー、ですか…」と拍子抜けしたようなあいまいな顔で繰り返した。それでいい。緊張とか気負いとかはいらないから。
 



2017年6月29日木曜日

函館本線札幌駅 19:55




 
 
 
旭川往復の「Sきっぷ」を買って特急「ライラック」に乗る。
札幌〜旭川を結ぶ「スーパーカムイ」時代がしばらく続いたせいか、復活した「ライラック」という名称に慣れない。
  
車内で思い立ってホームページを一部手直し。トップページから料金と予約方法のページを日本語テキストでリンクさせた。
「ホームページを見たのですが撮影料金を教えてください」という問い合わせが増えたからである。ホームページにはちゃんと撮影料金を載せている。「Plan」という文字をタップすると料金ページが表示されるようにしていたのだが、わからない人が多かったようだ。数年前に「あなたのサイトは非常にわかりやすい」とお褒めのメールをいただいたこともあったので、安心していたのだが…。
 

SKY723便羽田→新千歳




東京国際空港 16:29




 
 
新千歳行きの飛行機には、意外に小さな子ども連れが多かった。
 
後ろの席には二歳くらいの女の子が座っていた。女の子は椅子の上に立ったりしているようで、母親から「じっとしてないとお姉さん(CAさん)から怒られるよ」と言われている。
二歳ならまだ状況判断ができないから、そんな注意しなくてもいいのになあと思いながら 機外の景色を眺める。もし自分に同じ年齢の子どもがいたらどうするだろう。子育ての妄想。
 

SKY512便那覇→羽田



 

 

那覇空港 10:04


 
 
 
羽田を経由して札幌、旭川へ。
国内での一日の移動距離としては最長かも。

機内でひたすら画像処理する。部屋の中でかしこまって撮った家族写真が多く含まれていて時間がかかる。背後の柱や梁の水平をひたすら調整するからである。ちゃんと三脚を立てて撮ればよいのだろうが、ふだん持ち歩くことがない。おまけに子どもを楽しませるために動き回るから、よけいに難しい。できるだけ水平になるように構えているつもりなのだが…
こんな手間をかけずに、さっさと納品したほうがよいのかもしれないと思いながらも、やはりきになるのでちまちまとPCを操作している。
 

2017年6月28日水曜日

沖縄バス名護西線恩納村役場前 18:45



 


 
 
東京から家族旅行で来た二歳男の子の写真を撮る。
遠浅の海は波がなく、小さな子どもには広大な「じゃぶじゃぶ池」みたいなものだ。陽射しがきつくなければのんびり遊べる。
 
那覇行きのバスの後ろから若い女性グループが乗り遅れまいと走ってきた。沖縄本島の西海岸を走る120番(20番)のバスには、中国人観光客がよく乗ってくる。それも若い女性が多い。日本人にとって身近な海外リゾートがハワイなら、中国人にとってのそれは沖縄なのだろうか。
 
後ろの席に陣取った彼女らは屈託無くおしゃべりして笑いあって楽しそうだ。あと数年したら彼女らは再び沖縄にやってくるのかもしれないと思う。今度は結婚式をするために。
 
 


 

沖縄県那覇市松尾 14:19



 
  
 
本日の撮影に。
真夏の空である。あまりにきれいな青空だったから撮っておこうかという気持ちになる。

ホテルの部屋の窓の向こうは、わずか50cmほど隔てて隣のビルの壁である。つまり日当たりが悪いのだが、お昼のわずかな時間だけ陽が射す。それだけ太陽が真上に来るこということなのだろう。
 

2017年6月27日火曜日

沖縄県那覇市牧志 17:15


 
 

日がな一日画像処理。
午後、初めての場所での撮影依頼が入る。移動手段を調べたりしているとあっという間に時間が過ぎる。交通機関を調べるのは自分にとっては楽しい作業なのだが、お金にならぬ時間だからあまり喜んではいられない。
 

2017年6月26日月曜日

沖縄県那覇市牧志 18:17



 
 

日がな一日画像処理。
今日は清掃が入るので昼前にホテルを抜け出して、公設市場2階の「フードコート」に沖縄そばを食べに行く。今日座った店は三枚肉が分厚くてよかったかもしれない。牧志の公設市場は観光客ばかりだけど、どことなく昭和の匂いがするので好きだ。
  

2017年6月25日日曜日

沖縄県那覇市牧志 18:33




 
 

昨夜は撮影終わって馴染みのバーに飲みに行き、帰ってホテルでもう1杯飲んで寝た。起きたのは昼前。清掃係がドアをノックしていたが、明日にしてもらう。とてもじゃないが部屋に招き入れる状況ではない。

 

2017年6月24日土曜日

沖縄県那覇市牧志 22:49

  
 
 
 
沖縄の結婚式を撮影した。
新郎さんは宮古島隣にある伊良部島出身。今は仕事の関係で福島の郡山に住んでいるのだが「年に2回は(沖縄に)帰らないとダメですね」と言うのを聞いてさもありなんと思う。

エンドロールと記録のビデオグラファーさん二人が東京から来ていて、プランナーさんもキャプテンもナイチャーに気を遣ってくれていた。キャプテンから「沖縄式なので焦って撮らなくてもいいですよ」的なことを言われたが、介添えさんから「ここはワンカットでお願いします」とか言われたりするから、まったくあてにならない。三年前にも撮影したことのあるホテルだったから、以前と変わってないなあと安心感すら覚える。
 
披露宴は歓談の時間がほとんどなく、終盤にエイサーが始まってから高砂に記念写真を求めるゲストが集まってきた。エイサーのあとは締めのカチャーシーになるのはゲストも知っているから、こちらも堂々と急いで!と言いつつテキパキ撮る。決してインスタ映えするような写真が撮れるわけではないのだけど、こういうときの手際のよさには自分自身でほれぼれする。
 
 




琉球バス交通北谷 12:29

  
 

 
千葉から来たカップルの前撮り。予想以上にきれいな砂浜で撮影できた。
当初予定していた場所では撮影できず、急遽グーグルマップの航空写真で探し出した。ロケハンはネットでだいたいなんとかなる。
 
沖縄では天気が「晴れ」でも「快晴」はあまりないような気がする。つまり常に雲が空に浮かんでいる。海からの 暖かい空気が陸地で冷やされて雲を作るからで、晴れていても、不意に雲で陰ったりする。
これが撮影に微妙に影響する。ホワイトバランスが変わってしまうのである。日が陰ったらRAWで撮って後で修正すればよいのだろうけど、遠く晴れている海の色が変わってしまう。なので、太陽が雲に隠れたら再び出てくるまでじっと待つ。こういうとき、撮影時間が限られている式場のフォトグラファーはそのままJPEGで撮るのだろうか。それとも機敏にケルビン値を変えるのか。聞いてみたいところである。
 
  



2017年6月23日金曜日

本日の花撮り(沖縄県読谷村)



沖縄バス読谷バスターミナル 18:12

 


 
 
京都から家族旅行で来た二歳の男の子を撮る。
はじめは警戒して近寄ってこなかった彼だが少しずつ馴れて、いい表情を撮らせてくれた。

読谷村の残波岬あたりに来るのも今日で3回目になる。新鮮さは薄れるが馴染みのある土地が増えるのは嬉しいことだ。同じ場所であっても写真を撮る相手は違うから、毎回どんな写真が撮れるのか予測がつかないし、撮影をはじめるときはどきどきする。
 
撮影終えて、残波ビーチ脇の堤防を歩く。今春に撮影に来た結婚式場が見える。今日も何組か式を挙げているようだ。チャペル前の砂浜で式場提携のフォトグラファーが新郎新婦の写真を撮っている。
同じ場所で同じような写真をひと月何組撮影するんだろう、フォトグラファーは飽きないんだろうかと眺めながら思ってしまうが、彼らも僕と同じで、どのカップルもそれぞれに違うから写真を撮る面白さを感じているのだろう。
 
 



沖縄県読谷村残波ビーチ 14:32


 
 
 
読谷バスターミナルから徒歩50分。本日の撮影場所に到着。
海風は心地よいが、さすがに日なたは暑すぎる。撮影時間になるまで木陰で休憩。
 
 
 

2017年6月22日木曜日

SKY595便神戸→那覇





  
 
沖縄地方梅雨明け。
  
出張先が沖縄と聞くとミチコさんは「いいなあー」と言うが、遊びに行くわけではなし。ホテルと撮影場所と近所のスーパーを行き来するだけである。ホテルにいる間は画像処理。
  
那覇のいつも泊まるホテルにチェックインすると、フロントのおばさんが言った。「一番端っこの部屋ですけど、いいですかね。窓からビルの壁しか見えないんですけど」まったく問題ない。日当たり悪い部屋のほうが画像処理向きだ。「そのぶん安くしときましたから」ありがとうございます。
  
ついでに9月の予約もする。チェックインの時間を聞かれたが、まだ飛行機の予約をしていないのでわからない。おばさんには「また電話しましょうね~(電話します)」と言っておいた。
 

山陽本線尾道駅 6:05


 

 
那覇へ。
今日から一週間は那覇暮らし。それから北海道へ移動して10日間を旭川と札幌で過ごす。
 
昨日は新幹線が架線の断線で大混乱だったようで、深夜になっても帰宅できぬ人が大勢いたらしい。僕は仕事が入ってなくて幸いだったが、過去には台風で飛行機の出発が大幅に遅れたり、
https://miharayuu-monophoto.blogspot.jp/2013/09/2044.html

地震で上京中の新幹線が運転見合わせになったことがあった。
https://miharayuu-monophoto.blogspot.jp/2015/05/2042.html
 
今年あたりまた何かトラブルが起きるかもしれない。起きてほしくないけど。
 

2017年6月21日水曜日

尾道 17:11


 
 
  
夏至である。
一昨年の撮影分をいくつか発送した。お待たせしてして申し訳ない。
 
納品の早い/遅いで料金を分けたのが昨年。だんだんエクスプレス(急ぎ納品)を注文される方が増えて、また納品が遅れつつある。つねに仕事に追われているような感覚が消えない。
自分の作業スピードが速くならない限りは根本的な解決にはならないのだが、こればかりはどうしようもない。画像処理ソフト「Lightroom」が早いとこAIを搭載して、勝手に自分好みのレタッチをしてくれるようになるのを願うばかりである。
 
 

2017年6月20日火曜日

尾道 18:50


 
 
  
発送作業を進める。
久しぶりに梅雨空が戻ってきて、夕方から雨が降り始めた。
 
今年からレタッチデータの納品方法をダウンロード形式にしたのだが、まだなおデータDVDを求める方がたくさんいらっしゃる。形として残るものだから、安心できるのかもしれない。
それはそれでありがたいことなのだが、DVDという記録媒体がこの先どれくらい存続しうるのかとなると、やや心もとない。かつてあれほど世間に出回っていた8mmやVHSテープと同じようになる可能性は高い。DVDがあっても、それを読み込む機械がなくなるかもしれないのである。またDVDディスク自体も劣化する。
データはクラウドか外付けのHDD(2台以上)に保存し、大事な写真はプリントしておく。現在考えられる写真の保存方法である。