東武鉄道野田線七里駅 12:30



  
本日の撮影終了。還暦祝いの記念写真であった。

七里駅は大宮から四つ目の小さな駅で、周辺にはかつて農村地帯だった頃の面影がかすかに残っている。お客さんのお宅に向かう途中に郵便局があった。風渡野郵便局という文字が目に入る。「風が渡る野原」とはなんと素敵な地名だろうか。

しかし読み方がわからない。ネットで検索すると、さっそくウィキペディアが出てきて「ふっとの」であると教えてくれた。目的を果たしてそこでページを閉じればよいのだが、さらに説明を読んでゆくと、
 
地名の由来
女性器の古語「ホト」であり、台地に挟まれたこの地域が女性器を連想させるからだといわれる。

という一文が載っていた。
 
地名に興味がある(×女性器に興味がある)僕はリンクが貼られた「ホト」のページへ飛ぶ。古代日本では地形が女性器に似ていたり、湿地帯だったりする土地をそう呼んだらしい。それが地名となって残ったようで、横浜の保土ヶ谷もその一例であるようだ。

無学であるとちょっとしたことが面白く感じられる。インターネットというのはリンクでもってあちらこちらの知識につながることができる。気がつくと一時間くらい経っていて、画像処理がぜんぜん進んでないのはなぜだろう。