近畿日本鉄道名古屋線津駅 11:56




 
何事も初めてというのが勝手がわからぬものだから、いろいろ不安になってしまう。
 
やってしまえば、なんだこんなものかと思ったり、こんなはずじゃなかったと思ったり。
 

 
初めての赤ちゃんのお宮参りもそういうものである。
 
フォトグラファーを呼ばなければいいのだが、写真を撮ってもらおうとするとなかなかにたいへんだ。
 
いつも横抱きにしているママだが、それだと祝い着を掛けられた赤ちゃんの顔が写らない。
 
赤ちゃんの顔が見えるような抱っこにしてもらうのだが、これがなかなかしんどい。
 
赤ちゃんも三ヶ月になり体重もそれなりに増えている。
 
こんな感じで抱っこしてくださいと僕が手本を見せると、ママは「まじか」と呟く。
 
どうにかこうにか赤ちゃんを持ち上げるように抱っこしてもらって、急いでシャッターを切る。
 
写真を撮るだけだと気楽に構えていたから、こんなにたいへんだと思わなかったであろう。
 
お宮参りは1時間で終わるけれども、これからがもっとたいへんだ。
 
神様に願ったように、赤ちゃんは元気にますます大きく重くなってゆく。
 
必然的にママもたくましくなってゆくわけで。
 
それも赤ちゃんもぜんぶひっくるめて、神様からのプレゼントなのでしょう。
 
 

小雨を避けつつ写真も撮れたし、お家で赤ちゃんの笑顔も撮れたし。
 
いいお宮参りである。 
 



近畿日本鉄道名古屋線近鉄名古屋駅 7:23 三重県津市まで。 急行五十鈴川行きを待つ。混むのはわかっていたので発車時刻の20分前に出向いたのに、すでに短い列ができていた。先頭の人はいったい何分前から並んでるのか。乗車時間が長いせいだろう。四日市あたりまで通勤する人が多い。

三重県津市羽所町 8:44 津駅。近鉄は橋上だがJRは改札口の前が一番線という昔ながらの駅らしさ。

三重交通52系統椋本線津駅前 8:46 本日の撮影に。


三重県津市藤方 9:15 知らない町でバスを降りた。

三重県津市藤方 9:20 初めて歩く道の彼岸花。





三重県津市羽所町 11:41 お宮参りの撮影終わり。少し雨に降られたけれど、赤ちゃんはそれほどぐずらず無事にお参りをすませて家族はごはんを食べに出かける。 こういうときフォトグラファーいなくてもいいんじゃないかと毎回思うが、きちんとした写真を残したいならやっぱり必要か。

津駅前のエイトビル。存在感がすごい。 シンボルのような壁画は細かいタイル絵で、いまどきこんな仕事する人はいないだろうと思う。


東海道本線名古屋駅 13:43 神奈川県小田原市まで。時折強い雨が降る。


東海道本線西岡崎〜岡崎 14:16 よく降るなあ。

東海道本線三河三谷〜三河大塚 14:32 雨雲の端まで来た。

東海道本線浜松駅 15:23 週末は秋雨前線が日本の上に居座るもよう。

東海道本線熱海駅 18:11 出張撮影のフォトグラファーにはインバウンドの恩恵はない。

神奈川県小田原市城山 18:37 小田原に泊まるの10年ぶりくらいである。


「Odakyu OX」で夜ごはんの買物。弁当惣菜は値段なりにおいしい。


買物して出たら雨が降っていた。明日の天気が気がかり。