尾道 16:54
ときおり晴れるものの、中国山地を越えてきた雪雲が粉雪を降らせる。今日もよく冷えて、6℃までしか上がらない。
ここ数年比較的暖かい年越しだったのだが、久しぶりに冬らしい大晦日になりそう。
朝、掃除機をかけようとしたら、動かなくなった。
コンセントを挿し直し、ON/OFFスイッチを何度押しても動かない。数日前からちょっと怪しいなと思いつつ、だましだまし使っていたが、まさか年の瀬に壊れるとは。
イオンに正月用の買い出しに出かけたついでに掃除機も買って帰る。余計な出費だが、新しい掃除機とともに新年を迎えられると思えば……まあいいか。
世情を見るに、なにかと落ち着かない一年でした。
そんななかで撮影をご依頼くださった皆さま、本当にありがとうございました。
エッセンシャルワークでもないこの仕事を今年も続けることができたのは、写真を撮ろうと思ってくださった皆さまのおかげです。感謝申し上げます。
僕の撮る写真に理念はありません。
日々スマホで撮る膨大な写真の中にあって、僕の写真はいつか埋もれてしまうかもしれない。いつか、偶然にでも見返したときに、「子どもがこんなに小さかった!」とか「パパとママ若い!」とか思ってもらえたらそれで十分です。
なので皆さまが10年後、20年後も元気でいられるようにお祈りしています。健康は大事です。毎日酒飲んでる僕が言うのもなんだけれど。
マスクが手放せない暮らしは、あと4〜5年続くのではないでしょうか。
それでも子どもは大きくなるし、人生の節目はやってきます。
そんなときに写真のことを思い出してくれたら嬉しい限り。僕でなくてもよいのです。セルフタイマーでもいいのです。
写真は撮りましょう。撮らなければ残りません。そして、よければプリントして家のどこかに飾ってください。
ということは、毎日見る写真って、もしかしたらさりげない生活必需品なのかもしれませんね、といま思いついた。
今年お会いできた方もできなかった方も、またいつかお会いするのを楽しみにしています。
よい年をお迎えください。ありがとうございました。