撮影終わって川原石駅まで歩く。
山の斜面に家が張り付くように建っている。こういうのを見るとそこに行ってみたくなる性向。
国道から細い脇道を選んで歩くと、呉線の線路をくぐるレンガでできた古い小さなトンネルを見つけた。こういうの見ると通らずにはいられない。呉線海田市〜呉間が開通したのは1903年である。
トンネルを抜けると尾道でもあるような細い階段が現れる。路地民家の煤けた壁や造作を見て、これはこれは…と息を呑む。
こういう出会いがあるから、駅まで送りますよというお申し出は、ありがたくもお断りしています。
歩くの大好き。