長崎自動車(長崎バス)下岡 17:17
本日の撮影終了。
五歳女の子と四歳男の子の姉弟であった。
二人はとても人懐っこく、恥ずかしがったり怖がったりしなかったので撮りやすかった。このあたりはどうしても個人差が出る。
撮影中に突然弟くんが質問してきた。
「ねえ、なんで写真撮ってんの?」
子どもからのこういう質問には、前もって答えを用意しておくべきだったろう。が、僕は何も用意していなかった。
答えに詰まっていたら、彼はすぐに合点がいったかのように言った。「誰かの写真を撮りたいんだ!」
すとんと腑におちる。そう、その通り。それ以外に答えはない。
いい写真かどうか、お客さんが写真を気にいるかどうかはどうでもよくて、ただ撮りたいだけなのだ。
これはおそらく病気かもしれない。ただ、お金をいただいているから病気ではない。もし病気だったら、すべてタダで撮ってるはずだ。
病気のままでもいい気がするけれど…
Nagayo, Nagasaki pref 5:17pm
Finished today's session.
5years old girl and her brother 4years old.
They are very friendly.
They don't feel shame or scared about me.
Suddenly he asked me "why do you take pictures?".
This question was sophisticated, and so I couldn't answer quickly.
However he didn't concerned my thinking.
He said "I got it. You'd like to take somebody's pictures!".
YES! That's right.
I want to take somebodies' pictures even if those are not so good or the customers don't get like them.
I like taking pictures. That's all.