スバル360を買ったのはサラリーマンを辞めた年、2005年の7月で、それから14年が過ぎて今日でお別れ。
新しいオーナーさんが運転するスバルは白い排気ガスを吐き出しながら、あっさりと見えなくなる。なんだかひとつの時代が終わったような気がする。
まだ乗りたい気持ちはあったが、尾道に住んでからというもの、乗らない日のほうが圧倒的に多くなり、手放すことにした。
幸いなことに、尾道の近くでスバルが好きな人とめぐり合うことができた。大切に可愛がってくれることだろう。
この車で埼玉から鹿児島まで走り、さらに沖縄までフェリーに乗せて渡ったのは人生のいい思い出である。
本当によく走ってくれた。ありがとう。