豊岡駅前のスーパーで晩ごはんを買って帰ったものの
豊岡駅前のスーパーで晩ごはんを買って帰ったものの、どうしても我慢できなくなって宿にある居酒屋に出向いた。
昨夜は結構賑わっていると見えた店の中には誰もいない。一人で長いカウンターの端っこに座る。
焼酎2杯と軽めにを何かつまんだら部屋に戻ろうと思っていたら、おばあちゃんが「うちの味噌汁飲んで」と持って来た。続いて「これ、サービスです」と枝豆と唐揚げが運ばれてくる。
なんなんだこれは!
焼酎のロックをお代わりしたら、水割りかと思うような量のグラスを置かれた。
ひとしきり飲んで、最後に焼酎のロック半分ください、と言ったら、若旦那が「もったいないっすよね。白ワイン僕と半分こします?サービスしますんで」と言ってワイングラスに注ぐ。もはや天国にいるような気分。
彼は言う「ヒマだと商売っ気なくなるんですよね」
わかる、わかるよその気持ち。ありがとう。ごちそうさまでした。また泊まりに来たい。