仕舞い間際のお花屋さんでみつくろってもらった

 
  
仕舞い間際のお花屋さんでみつくろってもらった。
初老の店主に写真を撮ってもよいかと尋ねると「いやいやとんでもない」と言われながらも横顔を写させてもらった。
この仕事ひと筋にやってきた雰囲気が漂っている。
見ていたら、不意におやじさんが顔を向けて「うちの甥っ子も写真やってるんだよ」と話しかけてきた。某マスメディアで競馬の写真を撮っているそうだ。
花束ができるまでの会話はそれだけだった。 
  
僕は有名でも華やかでもない至極地味な仕事をする人に憧れる。