西武鉄道池袋線練馬駅 12:48

 
 

  
駅の高架下にあるスーパーの店頭は正月にパックされた鏡餅がずらりと並んで、いよいよ年末が近づいたなと思わせてくれる。

いったいその大量の商品が果たしてどれだけ売れるのだろうか疑問に思わないでもないが、売れるから仕入れているのだろう。
 
 
 
予約時刻の5分前に家族のご自宅に伺うと、生まれて3週間の赤ちゃんを抱っこしたママが出迎えてくれた。
 
赤ちゃんはぱっちり目を開けておとなしくしている。もっと早く訪ねればよかったなあとちらりと思う。 
 
ニューボーンフォトは赤ちゃんのご機嫌がすべて。起きていて落ち着いている時間は貴重なのである。
 
いつぐずり出すかとドキドキしながら撮影していたが、赤ちゃんはまったく泣き出しもしない。
 
撮影の終わり頃になってようやく顔をしかめて泣き始めたが、抱っこして揺らしているうちに落ち着いて寝てしまった。なんと手のかからない子だろう。
  
 

赤ちゃんによって寝てくれる子寝ない子さまざまで、「夜はほとんど寝られないんです」という母親もいれば「ふつうに寝られてます」という人もいる。
 
赤ちゃんは自分で選べるものではないから、それこそ全ての子が「ギフテッド」。
 
さいきん目にする機会の増えたその言葉は、一部の子どもたちだけに使うものではないと思っている。
 
今は夜泣きばかりしている赤ちゃんも、いつかはぐっすり寝てくれる。
 
どの子もそれぞれに愛おしい。

 
 

東京都練馬区練馬 12:01 本日の撮影無事終わり。ニューボーンフォト。 赤ちゃんはほぼずっとご機嫌で、終わり頃になって眠くなってぐずりかけたが、少し揺らすとすぐに寝るという、とても理想的な撮影であった。


空に神経を張り巡らせる冬の木。

夕陽のグラデーション。