山陽本線福山駅 13:53
「きれいな写真」もそうだけど、「おいしい料理」とか「かわいいヘアスタイル」というのはどういうものなんでしょうね。
誰も定義できないものを求めてしまうのが人の性なんだろうか。
まだまだ駆け出しのフォトグラファーだった頃、東京で結婚式を撮影する会社に雇ってもらった。
写真の基礎もできていなかったのに、いろいろ教えていただいて本当にありがたかった。
その会社の人に「花嫁さんの肌がきれいに見える写真を撮るように」というようなことを言われたのが、その後の自分の「きれいな写真」の定義になっている。
ほんとにこれは感謝してもしきれない。
今の流行りのレタッチ(青みがかかっていたりとか彩度を落としたりとか)に流されることがない。
結婚式の前撮りに来た二人は肌がきれいだ。
新婦はもちろんだけど、新郎だって肌がツヤツヤしてるんだもの。
「陶器のような」という古い形容を思い出す。
若いっていいよなあ。
新婦が着るのは肩を出したマーメイドラインのドレスで、本番はAラインのドレスだそうだ。
ゆるふわかわいいドレスもきっと似合うことだろう。
今日の写真も肌色がきれいに見える写真に仕上げます。
広島県福山市三之丸町 13:10 結婚式の前撮り撮影。インスタで拾った写真をプリントした紙を渡されてそれを撮る。希望するポーズも人それぞれ違って面白い。僕が以前撮った写真もどこかで出回ってるんだろうか。見たことないな。