東武鉄道野田線新柏駅 10:43





赤ちゃんの写真はこの数年でずいぶん様変わりしたものである。

「ハーフバースデー」というのを初めて撮ったのはいつだったろう。
 
半分に切った果物を並べたり、キューピーハーフに似た衣装を着せたり。
 
ほかにもスマッシュケーキだのミルクバスだのいろんなアイテムがあったりして、それらはみんな写真を撮るための演出であったりする。

この先もっと奇想天外な写真が出てくるのだろうなあ。
 
どうやって考えつくのかしらん。

 

我が子の写真をモノクロでA4サイズくらいにプリントした紙を壁と床に敷き詰めてそこで子どもの写真を撮るというのもよく見かける。
 
その出来栄えよりも準備するパパやママの労力に感心してしまう。すごいものだ。
 
一歳になった女の子は慎重派であるようだ。
 
人見知りもあるが、なかなか一緒に遊んでくれない。
 
それでも少しずつ警戒を解いて距離を縮めてくれるのが嬉しい。
 

 
ママが作ったヨーグルトとパンのスマッシュケーキにもなかなか手をつけない。

彼女が「ぶー、ぶー」というのはブーイングではなく、ケーキのトッピングになっている好物のブドウのことであるらしい。
 
すでに立って歩くし発語も早いんだなあ。
 
ママに食べさせてもらい、それからようやく自分でブドウだけつまんで食べる。
 

 
撮影ではただ遊ぶだけではなくて、その子の性格や個性も楽しませてもらっている。
 
子どもひとり一人にいろんな発見があって面白い。
 
これから大きくなるにつれて、もっと変わってゆくことだろう。
 
今の彼女を撮るのは今しかない。




常磐線我孫子駅 11:19 18きっぷの利用期間内だし、せっかくだから銚子まで行ってみよう。



成田線下総神崎〜大戸 13:06 夏色の風景。

総武本線銚子駅 14:17 初めてのせいか銚子って意外と遠いのだなあと思った。直線距離だと東京-熱海と同じくらいなんだが。


千葉県銚子市西芝町 14:21 駅前の通りをまっすぐ歩くと利根川に出るらしい。歩いてる人はほとんどいない。土産物屋のおばさんが期待してなさそうな声で「いらっしゃいませ〜」と声をかけてくる。


利根川の最下流。ほとんど海である。尾道水道よりはるかに広い。あと東京よりも確実に涼しい。海に囲まれた銚子は気温が上がりにくいのだろう。

初めて銚子に来たので写真撮ろう。


総武本線銚子駅 14:59 東京に戻る。今日撮影した写真の画像処理は終わっているからもう気楽である。


成田線下総橘〜笹川 15:26 空いた電車に揺られてるだけでいい。

成田線安食〜小林 16:59 サモトラケのニケみたいな雲だ。

常磐線我孫子駅 17:39 電車を降りると暑さの現実。

東京都荒川区南千住 18:17 日が落ちても暑さが居座る東京。いい一日であった。