東京へ。今日から11日間の旅。
尾道駅舎の建て替えで、赤い屋根の現駅舎が使われるのは5月15日まで。次に尾道に帰るときには、プレハブの仮駅舎になってしまっている。お別れに写真を撮る。
昭和初期の風情ある建築物なのに取り壊すのはもったいないと思うが、一個人の感傷なぞ鉄道会社にとっては何の意味もない。大事なのは建て替えで駅舎を大きくし、テナント収入を増やすことであろう。経済は成長させなければならぬのである。
成長は欲があればなんとかなる。欲がなければ衰退だ。変わらないでいるこということは、成長させるより難しいことだとひそかに思うのであるが、いかがなものか。