横浜市中区新港 15:21
結婚式を披露宴まで撮って、二次会は同じ式場で夜からになる。
送賓後の二人の写真を撮り終えて宴会場に戻ると、次の披露宴準備の真っ最中であった。「あと13分で次入れるぞ!」とキャプテンが大声を出せば「ウィーッス!」とスタッフが返事する。サービス業は基本的に体育会系のノリである。今日は3回転くらいするのだろうか。忙しいのは繁盛している証拠で何よりだ。
二次会まで時間がありすぎるので、いったん式場から離れようと歩いていたら、3車線の真ん中で一台の車が立ち往生している。運転席で女性がしきりにあれこれ操作している様子だが車はまったく動かない。すぐに車列が止まり後ろの車からはクラクションが鳴り続いている。見かねて駆け寄ると、車内には赤ちゃんと小さな女の子。彼女は車外に出られないので、後続の車が追突しないように交通整理する。
彼女は車にあまり慣れてないようで、車載してあるはずの三角板も、JAFの電話番号も知らなかった。10分くらい道の真ん中に立って腕を振り続けていただろうか。やがてパトカーが赤色灯を回しながらやってくるのが見えてお役御免となる。
車のトラブルはJAFに連絡「#8139」(シャープ・はいサンキュー)。