岡山電気軌道東山本線岡山駅前 19:11




 
  
結婚式の撮影。

新郎は披露宴が始まるなりがんがん飲む。鏡開きの酒も次々に飲み干してお開きの頃には足元もややおぼつかない状態に。

それでも締めの挨拶では抜かりなくお世話になった人たちに感謝の言葉を述べて、キャプテンの必死の誘導もむなしくテーブルをひとつひとつ律儀に回って握手やハイタッチを交わし、ちょうどBGMが終わる絶妙のタイミングで宴会場の出口で一礼して喝采を浴びつつ披露宴は開いた。

収拾がついていないようで、不思議にまとまった披露宴であった。
  
 
 
送賓後にはプランナーさんがポーズ写真を撮る時間をわざわざ設けておいてくれたが、酔っぱらいと化した新郎に新婦も閉口している。

ふらふらする彼をどうにかこうにかまっすぐ立たせて撮影。

それでも祝いの席で酔っ払う新郎には好感が持てる。僕自身も酒飲みだから。

こんな嬉しい楽しい時間の中心にいたら飲まずにいられようか。