東京地下鉄有楽町線月島駅 12:23
朝9時過ぎ、数寄屋橋からバスに乗った。人影がまったく写っていない。 |
おうちの中は撮影にあわせてきれいに片付けられていたが、撮影=子どもと遊ぶ、である。
すぐにおもちゃが引っ張り出されて床に散らばり、飽きるとさらに増えて広がってゆく。
それはそれで面白い光景ではあるのだけど、コントロールのできない不思議な力に対抗しようとすると、非常に疲れる。小さな子どもたちはよく「怪獣」と形容されるが、その通りであるなあと思う。
まあでも、四歳と二歳の兄妹二人ともに元気なのはいいことだ。
川沿の遊歩道から出て行こうとする女の子はパパに抱きかかえられて手足をばたばだと動かす。「ビチビチ」とパパが独り言のように言うのは、釣り上げたマグロのようだから。ほんとにイキがいい。
自分の思いのままに遊び続ける二人を見ていると、こちらもパワーをもらえるようだ。嘘です追いかけるのがたいへんでした。
撮影終えて、地下鉄の駅まで歩く。
朝の銀座はほとんど人気がなくてSFの世界のようだったが、高層マンションが建ち並ぶ月島周辺は、ランチを求める人がふつうに出歩いている。
人の集まる場所が繁華街から住宅地に移っただけで、住んでいる人の数が減らない限りは、コロナウイルス感染の危険度はあまり変わらないのではなかろうか。