東京都荒川区南千住 18:36
本日の撮影終了。二件目は三歳女の子の家族写真。
会ってすぐ彼女はご機嫌よく笑うが、本当に楽しくて笑っているのではないなあと撮りながら思う。遊びに誘ってみるが、あまり乗ってこない。あとで写真を見てみると彼女がちょっと緊張しているのがわかる。子どもは敏感だ。
そのぶん今日はパパとママによく遊んでいただいた。ありがとうございました。
結婚式の親族紹介で、子どもを紹介しようとすると肝心の子どもが「えへへ…」と笑って隠れる光景をしばしば見かける。大人は、子どもが恥ずかしがっている、と思うようだが、本当はどうしてよいのかわからず不安なのだと思う。子どもの感情は大人の理屈でどうにかなるものではない。子どもの気持ちをどう紛らわせてゆくか。子どもの撮影が難しいと思うのはそういうときである。