山陽本線尾道駅 17:14

 


 
画像処理や動画編集をしていると、(この場面は別なレンズだったらもっと上手く撮れたんではないか)と思うことがしばしばあって、そのたびにメーカーのサイトを見ては機材を物色する。
 
撮り方の技術によるところも大いにあるのだが、それはお金を出してもすぐには身につかぬ。その点、機材なら買えばよいのである。ただしお金があれば…
 
今日はシグマの「50-100mm f1.8」というレンズを見ていた。
 
APS-C用レンズなのだが、クロップして使えばよい。1.8という明るさは魅力的だ。しかし重量が1.5kgもある。動きの少ない前撮りならともかく、子どもを撮るのにこんな重たいレンズでは走り回ることもできないだろう…
 
PCのモニタを見ながらそんなことを考えているから作業が進まない。これも仕事のうちといえば、そうなんだけど。
 


夕方、荷物の発送を終えて高松へ向かう。
 
旅行者風情の人は見かけない。電車の中は会社や学校から家路につく人たちばかりである。僕一人が日常からはみ出している存在のような気がして、それはそれで悪い気はしない。つまるところ僕は天邪鬼なのである。