高松琴平電気鉄道琴平線一宮駅 12:51
夏の陽射しはあたりを眩しく照らして影がない。
駅から2km歩いてニューボーンフォトの撮影にゆく。
一ヶ月の赤ちゃんと四歳の兄。並んで寝ると体の違いに「でかっ」とママがびっくりする。
とはいえ、赤ちゃんもいずれそうなるわけで。
子どもが大きくなると比例して運動量も増える。男子ならなおさら。
体力を削りながらの育児はきつい。どうか無理せず(と言ってもすでに無理してるだろうけど)日々過ごしてほしいと願うばかり。
ちっさな新生児はふわふわの綿菓子みたいである。
はじめはおとなしく寝ていたが、途中から眠たくなってぐずりがちになって撮影終了。
パパの寝かしつけが上手だなあと思いながら見ていた。
そういえば、今日が家族4人揃って初めて撮る写真だったのかも。
思わず立ち止まってしまった理髪店。開けっ放しの窓からおそるおそる中を覗く。誰もいない。「ごめんください」と声かけるのをようやく思いとどまる。来年にはもう存在しないかもしれないこのお店。散髪するなら今のうち。