東海道本線大阪駅 10:28
10時にホテルを出てのんびり尾道に帰るだけ。
昨日金沢駅のスーパーでお土産にお酒を買ったのでバッグが重い。
暑さは今日も手厳しく、ホテルから駅まで100メートル歩くだけでじんわり汗ばんでしまう。
4年前の撮影データを画像処理しながら赤穂線まわりで岡山へ。
真夏の空は美しく、入道雲の白さが際立つ。
今日から8月なので、立秋まであと1週間ほど。
季節の移ろいは早い。夏が過ぎるのが惜しい。もっと長く夏景色を楽しんでいたいと思う。
山陽線に乗り換えると電車の窓がコロナ対策で大きく開いていた。
僕が子どもの頃の普通列車には冷房のないディーゼルカーがまだ走っていて、夏には開け放した窓から顔や手を出して風に当たったものだ。(路線によってはドアすら開けっぱなしの列車も走っていたのである)
今は車掌に見つかったら注意されるだろうが、窓から手を出すのは法律で禁止されているわけではない。
尾道造船のドックが車窓の左に過ぎると、2本の吊り橋が視界に入ってくる。
その橋の向こうに、空の色を写した海と尾道の街が広がっている。
拠点、と言われるといつも否定してしまう。
尾道は住んでいるところです。ホームタウン。