東海道本線高槻駅 15:28
五ヶ月の赤ちゃんの家族写真を撮る。
大泣きされずにあやしながら撮り終えられた。
ママは写真が趣味。赤ちゃんの写真はきっと僕よりいい写真をたくさん撮るだろう。一眼レフでもスマホでも家族が撮る子どもの写真が一番よいのである。しかし家族が揃った写真はなかなか撮れない。そのためにフォトグラファーが呼ばれる。
将来、プリクラがもっと進化して、本格的なスタジオ写真が自動で安く撮れるようになるかもしれない。ドローンで家族写真を撮る人も珍しくなくなるだろう。撮影機材の進歩は目覚ましい。
それでもなんとなくフォトグラファーという仕事は残りそうな気がしている。子どものご機嫌や感情というものはデジタル化できない。それを理解して撮影できるのは人間だけであるから。