東京都中央区銀座 13:57


 
 
 
ニコンのサービスセンターでレンズを修理に出す。
 
休日にはクラシックを聴いてそうな白髪頭のサービスマンが応対してくれた。ブライダルを撮っていると言うと、「私もねえ前は年に十件くらいは(結婚式に)出てましたけど、さいきんじゃ黒い服(喪服)を着ることが多くなっちゃって」などと言う。
  
サービスセンターのカウンターにいる社員は高齢者が多い。技術職だからベテランを配置しているのか、若い担当者だと高齢のユーザーが冗長するからなのか。近年サービスセンターは縮小傾向にあるが、彼まで鬼籍に入られては困る。
 
ちなみに修理に出したレンズは、忘れもしない2年間、レンズバッグを使うなと言われた静岡のとある式場で落として割った16-35mm。今でも少なからず根に持っている。修理代は2万円と出た。