宮崎交通延岡バスセンター 7:28
熊本行きの特急「あそ号」で高千穂へ。
高千穂へ行くのは、高校生のときにJR高千穂線の写真を撮りに行って以来だから30年ぶりくらいになる。
バスは整備されたバイパスを快適に走る。途中、眼下に旧高千穂線の線路が見え隠れする。高千穂線は第3セクター化されてから台風で被災し、そのまま廃線にされてしまった。錆びついてしまった鉄橋などを見ると心が痛む。
日之影町を過ぎるとバスはバイパスを出て、曲がりくねった狭い道を高千穂の町へと入って行く。対向車が来ても宮交の運転士は冷静にハンドルを動かし続ける。高千穂バスセンターに着いたのは時刻表通りの9時32分。写真を撮っていると「さすがプロ」と言われることは多いが、そう言いたくなる気持ちがわかる。