関西国際空港 9:20

  
 

 
 
石垣島へ。
そろそろ正月休みも終わりでUターンラッシュが始まる頃。保安検査に並ぶ列には家族連れが多い。
二歳くらいの小さな女の子のリュックを父親が取り上げる。それがX線の検査機械に吸い込まれていくのを見て号泣する彼女を抱きかかえて彼は金属探査のゲートをくぐる。小さな子どもと一緒の旅は何かとたいへんだ。
 
機内でも隣席は小学校低学年くらいの男の子連れ。僕はいつものように窓側を確保していて仕事もするが、退屈しきった男の子は背もたれに体をぶつけたりテーブルを上げ下げしたりして気を紛らわせている。スマホで動画を見せたりやゲームをさせないのは親の方針なのだろうか。それはそれで悪くない。退屈さを自分で克服する術を身につけるのも必要である。
 
飛行機はほとんど揺れずに飛び続け、石垣島へはほぼ定刻の到着。当地の気温は22℃とのこと。冬から一気に春である。
いつも泊まっている民宿に入ったら、おばさんが温かいぜんざいを運んできてくれた。ありがとうございます。