名古屋鉄道犬山線扶桑駅 12:10
お兄ちゃんはハーフバースデーの写真を撮ったのに、妹ちゃんのときはコロナ騒動のまっただ中。気がつけば一歳の誕生日を迎えて赤ちゃんを卒業しようとしている。これはまずい。
スマホでは日常的にたくさん写真を撮るし、それはどこかのサーバーに保存されているけど、形で残すというのはそれなりに意味があるのだと思う。
赤ちゃんは始めはキョトンとしていたが、そのうち慣れたようで遊び始める。
選び取りは真っ先に絵本を手に取った。ミッフィーの絵本だったからかもしれないが、隣に置いていた千円札には目もくれない。
一升餅を背負わされても泣くことなく、ハイハイして進む。強い女の子になりそうである。
そんな赤ちゃんにパパとママは「かわいー」を連発する。その気持ちがよくわかる。我が子のかわいさは格別だ。親バカなんて言うけど、それが正しい。親バカ最高である。
いつもあたふたと過ぎてゆく日常の中で、フォトグラファーが写真を撮るという非日常はささやかなハレの時間なのかもしれない。
撮影終わって帰りしな、久しぶりにチョコモナカジャンボをいただいた。駅まで歩くうちに溶けてしまいそうな暑さであるけど、モナカだから大丈夫。手を汚さずに食べられるアイスを発明した人は偉いと思う。
電車を撮りながら名駅まで。
本日の撮影写真。