予讃線伊予氷見駅 13:56

 
 
 
  
  
昔はのどかな田園地帯にぽつんと存在したであろう小さな岡の上の神社はなかなかに端正な佇まいで、緑が滴り落ちる境内もいい。秋になったらカエデが紅葉して風情があるだろうと想像する。
 
そこにお宮参りの家族を立たせて写真を撮ったら素敵だろうなと構図を考えたりするが、それは想像だけで終わる。
 
 

パパとママは暑いさなかの赤ちゃんの様子に気もそぞろ。早く終わって帰りたさそうにしている。予想していた通りだが、最低限の写真は撮らねばならない。
 
ぐずりがちな赤ちゃんをあやしながら、急いでシャッターを切る。 一ヶ月の赤ちゃんのお宮参りはいつも慌ただしい。
 
  

ママが使ったという掛け着の上に寝かされて、赤ちゃんはようやく少し落ち着いた。
 
パパは赤ちゃんのやわらかいほっぺを包むように抱っこする。もしかしたらふだん溺愛してるのかなとふと思う。いつか「とある日」を撮ってみたいなあ。
 
赤ちゃんのいる生活はまだ一ヶ月しか経っていないが、毎日があっという間に過ぎてゆくような感覚だろう。何ヶ月かして振り返り、あれ?一ヶ月のときに何してたっけ?と記憶をたどったりするかもしれない。
  
僕は写真を撮りながら、これから元気に大きくなりますようにと願うばかり。
 
お宮参りも七五三は、本来そういう願掛けのためにやるものだし。だから写真もそういうつもりで撮っている。
 
 










お宮参りの写真。