東京都荒川区南千住 13:24
夕方、南千住図書館の窓から小さな彩雲が見えた。見えたらいいことあるらしい。
今年も残り2週間となって大晦日に向かって突き進んでいる。
通り沿いの蕎麦屋さんの店先に張り紙がしてあって、31日の夕方5時以降は予約済みの客のみ受け付けるとある。
大晦日が一年で一番忙しい日になる仕事というのも風情があっていいなどと、呑気な感想で蕎麦屋さんには申し訳ない。
平日の区立図書館はひっそり静かで、昼間は老人ばかりが目立つ。
親切にも階段の脇に飲食コーナーとして机と椅子が用意されていたので、そこでPCを広げてブログを書いていると、おじいさんが一人やってきて隣の椅子に座るとビニール袋の音を立てながら食べ物を取り出す。
ついでにぷしゅりと音がしたので思わず振り向くと、じいさんはノンアルのワイン風ドリンクを開けてひと口飲んでふうと息を吐く。
本物のアルコールでないのは、さすがに場所が図書館だから気を遣ったのだろうか。
彼はひとしきり食べて飲み、しばらくすると荷物をまとめてどこかに消えた。
まあ図書館で食事をするのは決して推奨される行為ではなかろうが、このくらいはいいんじゃないかと思えるゆるさがあってもいい。
そこは書物の閲覧コーナーでもないし、ノンアルだし。
ブログを書き終えて、ついでに館内の書架に行って気になった本をぱらぱらめくって読み流し。
すっかり読み耽るということができなくなったのを実感する。なんでだろう。老眼で活字がぼやけて見えるせいではない。
東京都荒川区南千住 13:22 素盞雄神社に寄ってお参り。正月の準備が進んでいる。イチョウの葉がだいぶ落ちた。