京阪電鉄京阪本線楠葉〜牧野 13:18


 
一件目の撮影終了。二歳女の子の七五三。
よいお天気であったが、まったく馴れてくれなくてほとんど笑顔は撮れずじまい。
子どもの性格やその日の機嫌によるので、笑わないのは仕方のないことである。親は気合が入っているのでがっかりするかもしれないが。
  
雨上がりの糺ノ森は、どこか神秘的な趣さえあった。しばらくそこで佇んでいたくなるほど。しかし、その森の端っこで、件のマンションが建設中。神社にお金がたくさんあれば、木を切らなくてすんだのだろうか。考えてもどうしようもないが、切ってしまったものは元に戻らぬ。
そういえば、神社に向かう道すがら、街路樹のイチョウの枝を伐採する作業員を見かけた。葉が色づく前に切るのは惜しいと思うのだが、風情より優先されるべきは効率である。