大阪高速鉄道大阪モノレール線彩都西駅 13:49


  
  
 
 
風は強いがよく晴れて、遠くは白く霞んだ春の空。
 
モノレールの終点まで来たのは3年ぶりくらいだろうか。
 
おうちにお邪魔すると立派な雛人形が飾られていて、その前でご機嫌な赤ちゃんを撮る。
 
もうすぐ一歳になる子だが、人見知りされなくてほんとによかった。こればかりは当日子どもに会ってみないとわからぬ。
 
幼い子どもが春らしい陽射しの中で笑ってくれるだけで癒される。
 
 

ママは欲しいカットをたくさんメモした紙を用意されていたので、撮影のはじめに拝見する。
 
すべて撮りきるのに1時間はかかると思われた。あとはそのメモの通りに撮ればよいから、僕は何も考えなくていい。
 
 

出張撮影では、「決まった写真」という結果を求める人と、「写真を撮る時間」を楽しむ人と、二通りいるように思う。
 
前者はラクだが楽しくない、後者はラクではないが楽しい。僕の個人的な感覚です。
   
ラクで楽しい撮影というのは、今のところない。