三原由宇出張写真室

2020年2月10日月曜日

尾道 17:06


 
 
  
昼間は風が強くて、スタジオの外に飾ってある写真を入れた額が落ちていた。
 
 
夕方、発送を終えて海岸沿いをゆるゆると自転車で走る。堤防の上で三人の女子高生が「アルゴリズム体操」を練習していて、それを下から一人がスマホで撮っている。
 
ちらりと見たらぜんぜんタイミングが合っていなくて、それがおかしいのか彼女らは何度も笑う。楽しそうだなあ。
 
 
高校生だったのが、ついこの前のような気がするけれど(僕だけですかね)、実際彼らの親と同じ世代である僕は何かの自覚が足りないような気がしている

 
子どもがいないせいだろうか。自分が大人になっているのかどうかいまいち定かでなないような。
 
白髪は増え、消えないシワも増え、体は間違いなく高校生のときとは比べものにならぬほど老化しているのだが、ほんとうにそんな時間が経ったのか。30年という時間は嘘じゃないのか。半信半疑のまま毎日を過ごしている。