広島県福山市吉津町 15:24


 
 
 
結婚式の撮影である。
 
新婦は四姉弟の末っ子。二人のお姉さんの結婚式を撮影したご縁でご依頼いただいた。
 
 

挙式も無事結んで、宴もたけなわの頃、新婦のご両親が娘にあてた手紙を涙ながらに読む。
 
文章から精一杯やったという自負が感じられる。子育てに正解はないけれども、思春期の不安定な時期も乗り越えて晴れの日を迎えられたのだから、親として満点ではなかろうか。
 
そう考えれば、結婚式をするというのは、ある種の親孝行だ。自分の晴れ姿を親に見せる、それだけで結婚式の意味がある。
 

 
披露宴が開いて送賓のとき、新婦と抱き合う友人が多いのが印象的であった。
 
きっと誰からも愛される人なのだろう。新婦と出会ってほとんどすぐに結婚を意識したという新郎がよい例である。 
 
結婚おめでとう。末長くお幸せに。