東武鉄道亀戸線小村井駅 17:15
まだ緑薄い旧中川の河川敷には満開の河津桜が並んでいて、華やな色に誘われるように人が集まる。
散歩やジョギングする人たちが足を止めて、スマホで写真を撮っている。
女の子は11歳。ママと遊ぶというかじゃれあっている様子は姉妹のようでもある。
おしゃべりの話し方も内容もガールズトークそのもので、僕はもうその中に入っていけない。
「(撮影は)あとなんぷーん?」と、もう写真を撮られるのを嫌がる年齢であるのに、お付き合いいただいてありがたい。
まあでも十代は、あまり写真が残らないお年頃でもあるし、思い立ってこういう日に撮っておくのもいいでしょう。
満開の桜の木の下で、つかの間の母娘の時間。ファインダーの中は桜色の世界かわいい。
帰り道、昭和的マンションの1階に入っているスーパーの前を通りかかったので、そこで夜ごはんの買物を済ませる。
飾り気のない店内は「ザ・下町」という雰囲気とお値段。
小さな子どもを連れた母親や、おばあさんたちご近所さんに混じって、お惣菜を選ぶのは楽しい。
店内のBGMは有線なのか、微妙に古い歌が流れている。SMAPの「世界に一つだけの花」を久しぶりに聴いた。
ウィキペディアで見たら、曲が出たのは2002年だって。もう19年前のことなのかあ……
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