福知山線伊丹駅 12:57
神社の参道を歩いていたら、小雪が舞い始めるので大人たちは驚く。
寒い寒いと言い合いながら赤ちゃんは無事にお参りを済ませて家に戻ればお食い初めである。
三歳のお兄ちゃんは、昨秋に七五三を撮ったときとは別人のように人見知りがなくなって、すぐに一緒に遊べるようになっている。
子どもの成長の早さには目を見張る。
赤ちゃんは三ヶ月だから、抱っこしているママはすぐに腕が限界になる。
抱っこの仕方は人それぞれだが、たいていの場合、首の据わっていない赤ちゃんを横抱きにしていて、お宮参りの着物を掛けると赤ちゃんの顔が見えなくなってしまう。
赤ちゃんの体が起きるように抱っこしてもらうのだけど、慣れない腕の使い方をするから疲れる。寒さの中、がんばっていただいて感謝です。
お食い初めのお膳はどこかのお店から取り寄せたものらしい。
赤ちゃん用の小さなお腕にはミニチュアのような料理が美しく盛られている。
祝い膳にはつきものの鯛の姿焼きはそれが当たり前のように眺めてしまうが、ぴんと尻尾が持ち上がり、跳ね上がりそうに身を反らせて焼き上げられていて、こういうのが職人技というのだろう。
赤ちゃんを囲んで写真を撮って、いいお祝いの日である。
山陽本線尾道〜東尾道 6:28 兵庫県伊丹市まで行ってきます。南の空に下弦の月。
兵庫県伊丹市北本町 12:19 1件目の撮影終わり。お宮参りは赤ちゃんぐずらず三歳お兄ちゃんもご機嫌でよかった。お参りのときに小雪が舞うほど寒かったがこれも思い出になるかそれともそのうち忘れてしまうか。