山陽本線尾道駅 8:36

 
 

  
上野に着いたのは夜10時前。
 
熱海からの東海道線の電車に乗っていたときから人が少ないと感じていたが、金曜日なのに酔客の姿も見えず。「花金」という言葉はすでに死語なのかもしれないが、それでも週末夜の駅の光景としてはかなり寂しい。これでは飲食店は立ち行かないだろうと心配になる。
 
電車には出前サイトの広告が出ていて「スマホで簡単にオーダーできます」というコピーが読める。出歩かずに外食。これが今の時流なのだろう。
 

 
経済を人の体に喩えるなら、やはり体を動かさないと健康は保てない。
 
日常的にバランスのいい食事をして、まんべんなく体に栄養を与えるべきなのだが、貧弱な食事を続けて体の一部の具合が悪くなれば、そこだけにサプリメントを投入するような生活では、健康になりようがない。
 
まあ、しかたがない。今は病気なのだ。
 


穏やかな秋晴れの空の下、電車の窓から運動会をしている保育園を見かけた。金曜日にやるのはいろいろな理由があってのことだろう。親にとってはそのほうが都合よかったり、残念だったり。