藤枝から名古屋へ

 
  

  
 
藤枝から名古屋へ。
 
3時間足らずであっという間に着いてしまうので、浜松駅のホームで仕事しながら米原行きの新快速を待つ。豊橋で乗り換えずに名古屋まで行ける。
 
 
 
名古屋に着いたらホテルに入ってそのまま仕事。先に飲んでしまうと、そのあと仕事にならない。
 
部屋は10階で、名駅東側の高層ビル群が見える。そこだけ見たら大都会なのだが、ホテルのある西側は名古屋の下町というより、場末な感じがする(中村区の人ごめんなさい)。
 
ホテルは名駅から数百メートルしか離れていない。しかるに東京ならば吉原から先、昔の南千住のような感じがする。このあたりには、ずっと昔は遊郭があったというから、そういう雰囲気はなかなか消えないのだろう。
 
つまり名駅は伏見や栄といった「ハイソな街」と、その対極にある「いかがわいしい街」との境界線上にあるのです。
 
 

名古屋駅から受ける印象は、そのアンバランスさである。都会的であるはずなのに、どこか野暮ったいというか。これが新宿や梅田ならばそうならない。
 
それがいいとか悪いとかいうことではない。名駅には名駅にしかない味わいがあって、それはどこから生じてくるかという話。