山陽本線姫路駅 12:54

  

 
 
真夏の暑さではないものの、梅雨時の湿度はそれなりで、ちょっと動くだけで汗だくになる。
 
お宮参りなのだけど、二歳のお兄ちゃんの七五三の前撮りも兼ねるらしい。
 
こうなると2件の撮影を同時にこなすようなものである。撮るのが難しいのはお兄ちゃんのほうです。
 
 
 
彼は着物を着る意味もまったくわかってない。ぶかぶかの羽織を脱ごうとするのをなんとか押しとどめながらシャッターを切る。ひとときもじっとしていない。
 
そういうものだとわかっているけど、これから男子二人を育てるパパとママはたいへんだなあ。 
 
いちおう本日の主役の赤ちゃんは我関せずとずっと寝ていた。
 
 
 
撮影終わって姫路駅まで歩く。
 
駅からお城にかけての一帯の通りにはアーケードが縦横に作られていて、これは日本一の規模ではなかろうかと思う。知らんけど。
 
通りの両側には個人経営のお店が多く、今ではあまり流行らなさそうな書店文具店仏具店がいくつか目に付いた。
 
これからのお店が成り立つだけのお客さんが来ているのだなあと思うと感慨深い。もっとも、ちらりと店奥を覗くと、店主のほとんどは高齢の人が多く、代替わりせずにいずれ消えてゆくのだろうと思うと切ない。
 
商店街の個人商店が入れ替わりやすくする仕組みを行政が考えてもいいのではなかろうか。
 
大企業によるチェーン店ばかりが並ぶ商店街は味気ないから。
 
 
 


岡山駅で見かけた小さなロマンス。
















とあるお店にて。日傘の販売什器として活躍する六花亭の紙袋。