東海道本線芦屋駅 12:58





 
常日頃、旅するときには三つのバッグを肩に提げている。
 
カメラ用のバッグが二つ、着替えなどの入った旅行バッグが一つ。
 
重量はそれぞれ約10kgずつ、合計30kgの荷物とともに移動しています。
 


車輪のついたキャリーケースというのがどうも苦手で全部肩に提げているのだけど、まあまあ重い。
 
それでもって駅や空港では階段を上るからいい運動になる。運動は嫌いだけど。
 
旅慣れた人であれば荷物は少なくなるものだが、なぜこれほど荷物が多くなるのか自分でもよくわからない。
 
 

今日は日帰りなので、二つのカメラバッグだけ持って芦屋駅で降りる。
 
待合せ場所は六甲登山口にあるお茶屋さんだったのだが、前日になってプロフィール写真を依頼いただいたお客さんが、タクシーで行くから同乗しませんかと連絡いただいた。
 
茶屋は標高130mほどのところにあり芦屋駅から徒歩40分くらい。
 
もとより歩いて行くつもりだったのだが、意地を張るのも大人気ないからありがたくタクシーに乗せてもらって急な坂道を上がってゆく。
 

 
趣味が登山だという彼女はトレーニングとしてよく六甲に登るらしい。
 
登山する姿を彼女が経営する会社のサイトに載せるそうで、プロフィール写真の撮影としては珍しいロケーションである。
 
逆に見れば、珍しいのは両方にカメラバッグを提げたフォトグラファーのほうである。色とりどりのウェアを着た登山者の中にあって場違い感は否めない。
 
 
 
撮影は一般的な登山道から脇に外れた岩場で行われる。
 
彼女から「大丈夫ですか?」と何度も聞かれながら登るが、日頃の鍛錬が功を奏してなんとか登れる。強いて言うならリュックタイプのカメラバッグならもっとラクだったろう。
 
登山自体は大した距離ではなかったが、合計20kgのバッグを提げてよく登れたものだと思う。 
 
いつまでできることやら。
 


山陽本線尾道駅 6:25 兵庫県芦屋市まで。


兵庫県芦屋市松ノ内町 9:47 天井川の芦屋川土手に上がる道。ここでウェディング撮影してみたいな。交通量が多すぎるのが難である。

兵庫県芦屋市山芦屋町 12:16 プロフィール写真の撮影終わり。登山が趣味の女性で仕事用のサイトに自身の登山姿の写真使うそう。六甲に上がる山道の岩場に三脚立てて動画も撮る。リポDのCM撮ってる気分になる。


芦屋の住宅地の中を汗だくのフォトグラファーが歩く。デカい高級車ばかり坂道を上がってくる。広い家とか大きな車はいらんのだけどお金はほしい。

本日の撮りバス。(阪急バス大正橋〜開森橋)




山陽本線尾道駅 17:03 ただいま。