三原由宇出張写真室

2017年7月27日木曜日

北海道根室市琴平町 9:40

 


 
根室出身の新婦の希望で和装後撮り。
撮影中は晴天に恵まれた。暑いが内地に比べれば比較にならぬ心地よさである。
   
二人はすでにアメリカと札幌で結婚式を済ませている。一緒にいた母上も「もう何回目なのという感じですよ」と言う。ちらりと聞いてみたが、今日は「着物を着た写真を撮る」以外の目的はなさそうだ。せっかくはるばる故郷に帰ってきて写真を撮るのだから、この撮影が何か特別な意味を持つものであってほしいと思うのはフォトグラファーの身勝手な押し付けであろうか。
   
駅に向かうゆるやかな坂を上っていると、高校野球の試合終了のようなサイレンが根室の街に鳴り響く。正午である。市役所から昼食を求める職員が出てきて、近くのスーパーに吸い込まれてゆく。どこの町でも見られる光景であろう。根室だからといって特別なことは何もない。
だが、そのスーパーのお惣菜コーナーはとても安かった。値段は「スーパー玉出」並みなのにクオリティはぜんぜん上だ。目移りする。調理場から大きなメンチカツ弁当が運ばれてきて、パートのおばちゃんが手際よく並べる。値札を見る。260円(税別)だと?お昼ごはん決定。