札幌市交通局山鼻線中央図書館前 17:16
図書館で画像処理していた(すみません)。
仕事しに来たのだが、書棚から一冊本を選んで読んだ。真っ先に目に入って手に取ったのが「黄色いバスの奇跡 十勝バスの再生物語」吉田理宏著(総合法令出版)。
30分ほどで読了。企業存続の危機にあった帯広の路線バス会社が地道な営業努力によって乗客を増やしたという話で、会社というのはトップの意識次第で変われるものだなあと感心させられる。一人で現場から経営までやっているフリーランスのフォトグラファーは我が身を省みてまだ努力が足りぬと思う。
前回来てたまたま見つけて感銘を受けた「写真集アイヌ」萱野茂(国書刊行会)も、もう一度見た。記録写真集なのだが、残さねばと思って撮られたモノクロ写真の力強さは圧倒的である。仕事柄、アイヌの伝統的結婚式を記録した写真は興味深く、つい引き込まれて見入ってしまう。ああ、画像処理しなければ…。