尾道 18:10

 
 
 
  
気がついたら7月も半分を過ぎたことになる。朝、日付を見てちょっとびっくりした。嘘じゃろ、と思った。明日には今年が終わっとるかもしれん。いや、冗談ではなく。
 
毎日何かしら仕事をしているわけだけれども、何もしてないような気になってくる。
 
時間というものに対して、僕は決定的に間違った感覚を有しているらしい。子どものときは、一日が1週間が一ヶ月が、あんなにも長かったのに。 
 
もっとも時間にたいする加齢的な感覚の違いは科学的に証明されているらしい。人の心がけ程度で変わるものではないのだ。あきらめるしかない。
 
 
 
国会は開かれていないが、「GoToキャンペーン」について政治的な議論が紛糾している。
 
もともと予算ありきの施策だったためか、現状の課題と食い違っているのが問題だ。
 
野党から政府の施策責任の所在を質問されてもまともに答えなかった大臣であるが、夜になって「東京発着の旅行を除外する」という代案を提示してきた。
 
どう考えてもまじめに考えたとはは思えぬ解決策を出してくるあたり、この施策自体に欠陥があるのを証明しているようなものだ。
 
まあいいでしょう。日本国民の大多数は素直に大臣の意見に従うと思う。
 
マクロで政府の意思通りに生きるのは、ミクロでのご近所づきあいを円滑にするために必要だ。逆もまた真なり。